現代戦変えるドローン兵器 命中率高く安価、1人1日50機超操縦

日本経済新聞 1日 02:00

... 上、戦争は科学技術や軍事戦略の進化をもたらしてきた。史上初の大規模なドローン(無人機)戦争になったロシアのウクライナ侵略もその例にもれない。ドローンは世界各国の防衛のあり方をどう変えようとしているのか。この3年の戦闘で起きた変化を解説する。 2022年の開戦当初、ドローンは戦闘における補完的な存在だとみなされてきた。ロシアとウクライナのいずれも輸入に頼り、国内の生産基盤も貧弱だった。 戦争が...

1944年の「マリアナ沖海戦」、ある日本軍「海軍中尉」が直面した「血みどろの修羅場」

現代ビジネス 6月29日 06:00

... 面の基地航空隊などから打ってくる無電を整理し、敵機動部隊の動静を海図の上に記して、その所在を常につかんでおくことが主なものであった。 昭和19年5月3日、殉職した古賀大将のあとをついで、豊田副武大将が開戦後3人目の連合艦隊司令長官に補せられ、やがて決戦作戦として“あ号作戦"が立案された。 この作戦にはわが連合艦隊が総出撃するのである。いかにわが海軍、いや日本の運命を賭けたものであるかは、全将兵の胸 ...

「救助リソース」の不足が予想される「南海トラフ巨大地震」…戦争に匹敵する凄惨な未来にどう備える

現代ビジネス 6月29日 06:00

... 1年に生まれた人は今年84歳、終戦の年となる1945年生まれの人は同じく80歳を迎える。 開戦の年1941年生まれの著名人にはコメディアンの萩本欽一、評論家の田嶋洋子、すでに鬼籍に入っている冒険家の植村直己が、終戦の年1945年生まれのそれにはタレントのタモリ、女優の吉永小百合といった人たちがいる。 もっとも「開戦の年」「終戦の年」生まれの彼、彼女らにを引き合いに出したところで、若い世代である私た ...

分断、軍統制下に暮らす 朝鮮戦争開戦75年、軍事境界線近くでは

朝日新聞 6月29日 05:00

活気を失った集落の状況を説明する金南明さん。周辺の食堂や売店はほとんど店を閉めていた=22日、韓国・高城郡、清水大輔撮影 [PR] 朝鮮戦争の開戦から25日で75年となった。同じ民族同士が戦火を交えた戦争は約3年後に休戦したが、いまも韓国と北朝鮮は分断され、対立が続く。軍事境界線近くで暮らしてきた住民は何を思うのか。(高城=清水大輔、ソウル=貝瀬秋彦) ■観光廃れ閑散「この国の中で疎外」 北朝鮮と ...

Netflix7月配信アニメ - 『火垂るの墓』『My Melody & Kuromi』など注目作品が目白押し

マイナビニュース 6月27日 15:11

... OKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会 人気コミック原作の青春ホラーアニメ。集落で暮らす少年と彼の親友に起こる狂気の事件を描く。 リヴァイアサン(7月10日独占配信) 『リヴァイアサン』 1914年、開戦前夜。生物工学飛行船リヴァイアサンで逃亡中のアレクサンダー公子と正体を隠した男装の少女が出会い、二人が歴史の流れを変えていく。制作はオレンジ、プロデュースはキュービックピクチャーズ、音楽は戸田信子 ...

「のらくろ」作者・田河水泡が「泡」から「包」に変えた謎…人気の四コマに厳しい現実描く

読売新聞 6月26日 05:30

... 」のタイトル(1944年3月1日掲載)を見ると、作者の田河水泡の「泡」の字が、サンズイが外れた「包」となっている。戦前・戦中の漫画作品に詳しい明治大学の宮本大人教授(55)によると、田河は太平洋戦争の開戦翌年ごろから「包」の字を用いるようになっていたという。時節柄、「水泡」という名前はよくないと考えたのかどうか、真相は不明だ。宮本教授は「『のらくろ』には本編から枝分かれした作品がいくつかあり、戦時 ...

幻の「のらくろ」が掲載された「戦時版よみうり」、長野の図書館で発見…戦時下の庶民生活の貴重な記録

読売新聞 6月26日 05:30

... 。 「のらくろ」の空白期 4コマの「のらくろ」は創刊号から44年10月まで、224本の掲載が確認された。 戦時版のらくろ第1回 漫画「のらくろ」は戦前の少年雑誌で国民的な人気を博しながら、太平洋戦争の開戦直前に打ち切りとなった。戦後に再開されたが、作者の田河水泡は自叙伝でも「戦時版よみうり」の4コマ連載には言及しておらず、戦中は作品の空白期とみられていた。 見つかった「のらくろ」作品群も、銃後の光 ...

朝鮮戦争75年「平和つくる」 韓国・李大統領が投稿

朝日新聞 6月26日 05:00

[PR] 朝鮮戦争(1950〜53年)の開戦から75年となった25日、韓国の李在明(イジェミョン)大統領はフェイスブックへの書き込みで「平和をつくる」ことの重要性を強調した。一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は同日、米国に対する「復讐(ふくしゅう)」を決意する集会が24日に開かれたと報じた。 李氏は「戦争を再び経…

中森明夫が驚愕!猪瀬直樹『戦争シミュレーション 未来戦記の精神史』は現代の黙示録だ…鬼気迫る著者の総決算

現代ビジネス 6月25日 11:52

... 刊行したのだ。1年間に4冊を上梓して単行本デビュー! 猪瀬の登場はセンセーショナルなものであった。 20歳の頃の猪瀬直樹-AD- (1)は天皇崩御を主題として、タブーに斬り込んだ。(2)は太平洋戦争の開戦前に敗戦を予測した国家機関を扱い、世を驚かせた。(3)は市井の人々を取材してインタビュー・ノンフィクションに新風を吹き込んだ。(4)は戦後最大の疑惑事件に周縁部(死者)から迫った異色のノンフィクシ ...

【独自】アマゾン、企業向け生成AIの集大成「Qビジネススイート」7月にも発表へ

BUSINESS INSIDER 6月24日 06:35

... Amazon)のアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)。REUTERS/Brendan McDermid アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は新たな統合サービスの提供など、AIアプリケーション展開戦略の大幅刷新を計画している模様だ。 Business Insiderが独自入手した社内文書によれば、新たなサービスは「Q Business Suite(QBS)」と呼ばれ、統合ビジネスインテリジェ ...

大量破壊兵器の「決定的証拠」欠くまま…

毎日新聞 6月23日 13:03

大量破壊兵器の「決定的証拠」欠くまま開戦に突っ込んで泥沼化したイラク戦争。先代らの過ち唾棄したはずが。 ◇ 米情報機関トップの「兵器ない」一蹴し、「核粉砕」大義に傍若無人の殴り込み。中東大戦争の暗雲垂れこめる。 ◇ 首都決戦。物価高対策のバラマキに政治改革の無策で自民大敗は成り…

(社説)米国のイラン攻撃 中東の全面戦争は回避せよ

朝日新聞 6月23日 05:00

... ことを危惧する。 ■新たな多国間協調を 侵略戦争を続けるロシアに続き、同じく安保理常任理事国である米国までもが国際法を犯した。「法の支配」の揺らぎは深刻だ。 戦後秩序を共に支えてきた西欧諸国にもイラク開戦前のような主体性はみえない。主要7カ国(G7)首脳会議は、戦線を広げるイスラエルに自制を求めず、むしろ「自国を守る権利」を認めた。 戦禍への懸念よりも、イスラエル寄りの米国への配慮を優先した欧州、 ...

米国がイラン攻撃 道理に反する力の横暴だ

毎日新聞 6月23日 02:00

... きを一切度外視し、思いのままに他国の領土を攻撃するトランプ氏の行動は、道理に反し、看過できない。 核施設への攻撃は放射能漏れの危険を伴う。倫理的にも受け入れられない。 かつて大量破壊兵器の除去を理由に開戦に突き進んだイラク戦争では、フセイン政権を倒しながらも、それらを保有する証拠は見つからなかった。 武力行使の可否を連邦議会に諮らなかったのは憲法違反だという声が与党・共和党からも出ている。国連のグ ...

トランプ氏、国家情報長官「間違っている」 核兵器製造否定の分析批判

毎日新聞 6月22日 02:01

... の質問に答えた。トランプ氏は「イランは数週間か数カ月以内に核兵器保有国になるだろう」と語ったが、具体的な根拠は示さなかった。イランへの攻撃について2週間以内に判断するとしているが、誤った情報に基づいて開戦に踏み切った2003年のイラク戦争の「二の舞い」を懸念する声も上がっている。 米国は03年、イラクが大量破壊兵器(WMD)を隠し持っていると主張し侵攻。しかし、WMD保有の証拠は見つからなかった。

1945年、ソ連軍が満州に進攻した時、「満鉄社員やその家族」はどのような状況だったのか

現代ビジネス 6月21日 06:00

... 前零時、ソ連政府は日本に対して宣戦布告、それと時を同じくしてソ連軍がソ満国境を越えて満洲国へ雪崩れ込んだ。 無敵と喧伝されていた関東軍は、主力は南方戦線へ駆り出され、すでに張り子の虎となっていたため、開戦前には通化を中心として連京線と京図線に囲まれた山岳地帯を防禦地域とし、満洲国の4分の3にあたる地域は放棄することを決めていた。そのために、ソ満国境の最前線はあっけなく崩壊してしまったのだ。 ソ連軍 ...

朝鮮戦争勃発75年、忘れ去られた日本の「参戦」と犠牲

Foresight 6月21日 06:00

... 遣先は、いつの間にか東の海域に変更されていた。 唐戸を出発した第2掃海隊の8隻、総勢207名は指揮艦「ゆうちどり」を先頭に静かに朝鮮海峡へと進んだ。能勢の手記には、出航時の緊張がこう記されている。 「開戦前夜のような雰囲気に包まれ、前途にどんなことが待ち受けているかわからないままに、多少の不安を抱きつつも運を天にまかせて、陸上の民家はまだ眠りから目覚めてはいないだろうなあと思いながら、出会わす小船 ...

<産経抄>石破首相はトランプ米大統領と靖国参拝するといい

産経新聞 6月21日 05:00

... 米同盟の強固さと、台湾海峡でともに血を流す覚悟を内外に示すことができ、何よりの抑止力となると。 ▼それだけではない。日米はすでに安倍晋三内閣時代に当時のオバマ米大統領が被爆地である広島を、安倍氏が日米開戦の端緒となったハワイ・真珠湾を訪れ和解の力を世界に発信している。その上で靖国も一緒に参拝すれば、中国や韓国もそうそう文句は言えまい。 ▼首相がごく当たり前に靖国に参拝できるようになれば、昭和50年 ...

アニメや映画の戦闘機「やたら格闘戦しすぎ!」いまや背後を取るのは “時代遅れ" です

乗りものニュース 6月20日 18:22

... 格闘戦を展示するSu-27の4機編隊。こうした距離での格闘戦は、現代ではほとんど姿を消している(関 賢太郎撮影)。 その答えは、「ないとは言い切れない」です。というのも、ミサイルの射程を活かす戦闘は「開戦していれば」という前提の話です。平時における空の警戒行動、いわゆるスクランブル(緊急発進)では、敵対的行動は控えるのが原則です。 ミサイルを発射することなど論外であり、接近して目視確認や、場合によ ...

穴の開いたアイアンドーム【説往説来】

世界日報 6月19日 08:50

... 時には、多くの標的を同時に迎撃できなかった。今はミサイルとドローンの迎撃も可能なほどに進化した。 アイアンドームのレーダーは1分当たり最大200の標的の探知・追跡が可能だと言われるが、ハマスは23年の開戦初日、最大5000発以上のロケットをイスラエルに浴びせたという。鉄壁の防空網も設計能力を超える「夕立・蜂の群れ」(のような集中)攻撃にはお手上げだったのだ。 イスラエルが今月13日、米国とイランの ...

日本の「敗北」を決定づけたガダルカナル島の戦い 「餓島」と化した理由と敗因の本質

産経新聞 6月18日 09:00

... 衛するため、ラバウルを前進拠点とし、ガ島に飛行場を作った海軍に引っ張られる形で始まった。 当時、ニューギニア、ガ島と2方面に展開した陸軍の戦略は甘さが際立つが、海軍も同じだった。ノモンハン事件から日米開戦、敗戦まで幾度も名を連ねる陸海軍上層部の同じ人物が、ガ島戦でも登場する。彼らは、失敗を繰り返してもなおチャンスが与えられた。 惨状から80年余り。ガ島の密林内には、犠牲になった将兵らの遺骨が今も置 ...

村川の反省 第50期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦 第24局第2譜

朝日新聞 6月18日 05:00

本譜 [PR] 第24局第2譜(51―80) 黒 九段 許家元(3勝2敗) 白 九段 村川大介(1勝4敗) (先番6目半コミ出し) * 右辺黒51の打ち込みから開戦。白54のコスミツケを放置して今度は黒55と右下に打ち込む。一帯は白の勢力圏。石数の少ない黒は正面衝突を避け、サバキにいっている。 …