「帰国あきらめないで」 北朝鮮に拉致の横田めぐみさんへの手紙、小中学校3校から届く

産経新聞 13日 19:09

... ます。自分の理解も深まり、多くの人が知るきっかけにもなります。 ◇ 「めぐみさんへの手紙」 書いてみませんか 横田めぐみさんらすべての拉致被害者にささげる「めぐみさんへの手紙」を、全国の小、中、高校、大学生から募集しています。学校や学年、クラス単位での応募も歓迎します。 字数は原稿用紙1〜5枚(400〜2000字)程度。郵送は〒100―8078(住所不要)産経新聞社編集局社会部「めぐみさんへの手紙 ...

美しくも暗い心、生きることを紡ぐ「失望しない物語」 小説家、彩瀬まるさん 表現×防災

産経新聞 13日 13:01

... とを知ってほしい。生きていくことは、その矛盾を抱え込むことなのだ、と。 なにを、書くのか。彩瀬は言った。 「人に失望しない物語を」(堀川玲) =敬称略 ◇ あやせ・まる 昭和61年、千葉市生まれ。上智大学文学部卒。平成22年に「花に眩(くら)む」でデビュー。震災翌年の24年に被災体験のルポルタージュ「暗い夜、星を数えて 3・11被災鉄道からの脱出」を刊行。小説の「くちなし」と「新しい星」が直木賞候 ...

中心地に初の商店も、荒廃家屋なお… 帰還巡り揺れる町民の心 福島県双葉町の今

産経新聞 12日 20:13

... 気がないわけでもない。 民家がまばらな道を進むと、立ちはだかるバリケードと「この先、帰還困難区域につき通行止め」の看板が見えてきた。近くにいた警備員は「この先へ許可証を持って入るのは一時帰宅の住民か、大学の研究者くらい」と話した。 放射線量が高く、立ち入り禁止になっている帰還困難区域のバリケード=3月11日、福島県双葉町(市岡豊大撮影)記憶をたどり、国道沿いまで来て、そこが「目的の場所」だと気づい ...

被災市区町村の「首長防災」は限界、広域避難圏の創設を 片田敏孝東大特任教授

産経新聞 12日 07:00

... けでなく北関東や甲信越を含めた周辺エリアが支援するなど、震災や水害ごとに『広域避難圏』を創設すべきだ。原子力災害や火山災害では既に実践されている」(聞き手 市岡豊大) ◇ かただ・としたか 専門は災害社会工学。群馬大広域首都圏防災研究センター長などを経て現在、東大大学院情報学環特任教授。政府中央防災会議委員などを務め、防災教育で総理大臣表彰などを受賞。著書に「人に寄り添う防災」(集英社新書)など。

特別な場所、特別な思い 3つの被災地、記者が見つめたそれぞれの追悼の祈り

産経新聞 11日 20:52

... 害を受けた地域だ。犠牲者への祈りをささげた人々には、次世代にどのようにして記憶を継承するのか模索する姿があった。 「防災に役立つ人間になりたい」9日午後3時 南浜地区の津波伝承館 語り部として活動する大学生、岩倉侑(あつむ)さん(22)が来館者に被災体験を伝えた。当時は小学2年。避難した山で孤立し3日後に自衛隊に救助された。「『生きていてよかった』と感じた」。七ケ浜町出身の語り部、若生遥斗さん(2 ...

東北のこと「忘れていないよ」 阪神大震災被災地の神戸でもキャンドル1500本灯し追悼

産経新聞 11日 18:51

... NDS)が平成24年から毎年開催。この日は、阪神大震災の経験者や学生ら約20人が阪神大震災の犠牲者を追悼するガス灯「希望の灯り」の火をキャンドルに分灯し、発生時刻の午後2時46分に合わせて祈りをささげた。 被災地で支援活動などに取り組む大学院生の三村暉(しゅん)さん(22)は「津波に襲われる様子は今も覚えている。風化は進んでいると感じるが、『忘れていないよ』という気持ちが伝わってほしい」と話した。

東日本大震災14年 1800人以上が犠牲になった岩手・陸前高田で遺族らが追悼の祈り

産経新聞 11日 15:59

... 津波で家が流失、父親の周太郎さん(93)を亡くした市内及川和雄さん(75)は妻の佳代さん(63)と及川さん宅に民泊する4人の大学生を伴って公園を訪れた。 及川さんは高台に家を再建、新たなコミュニティーづくりにも腐心、2年ほど前から防災学習の中、高校生の民泊も受け入れている。大学生4人には前夜、1時間にわたり震災当時の様子や教訓を語り伝えた。 「自然災害はいつどこでも起きる。大震災の教訓は役立つと ...

大学側への損害有無争点に 行き違う双方の主張、弁護側は貢献主張 日大背任初公判

産経新聞 10日 20:33

日本大学医学部付属板橋病院=東京都板橋区(古厩正樹撮影)日本大医学部付属板橋病院(東京都板橋区)を巡り、東京地裁(江口和伸裁判長)で10日、行われた初公判で、無罪を訴えた元日大理事の井ノ口忠男被告(67)と医療法人グループ「錦秀会」元理事長の籔本雅巳被告(64)。被告らは大学に損害を与えたとして起訴されたが、弁護側は大学の利益になるよう値引き交渉も行っていたと、真っ向から反論を展開した。 起訴状な ...

かさねた春、スクリーンに託した「再生」 映画作家、佐藤そのみさん 表現×防災

産経新聞 10日 18:09

... 大好きだった。文字を、絵を、写真を、空想のなかで動き回らせた。 高校で映画演劇部に入った。震災から4年後に上京し、日本大学の芸術学部映画学科に進んだ。数えきれないほどの脚本を書いたが、納得するものができない。 「震災と正面から向き合わないといけないんだろうな」 休学して石巻へ帰った。大学3年生、震災から8度目の春のことだ。 「とらわれずに生きよう」故郷で出演者を集めて撮影したのが「春をかさねて」だ ...

動画でフィッシングや偽・誤情報への注意呼びかけ 京都の高校ボランティアなど表彰

産経新聞 10日 16:20

... )と優秀作品を受賞した福山大学サイバー防犯ボランティアCyPatFU=10日、東京都千代田区(大渡美咲撮影)コンテストは今年で3回目。30秒程度の動画を作成し、フィッシングメールや災害時の偽情報に気を付けるよう呼びかけた。 フィッシング対策部門は31作品、偽・誤情報対策部門では28作品の応募があった。それぞれの優秀作品は、神奈川県の慶応義塾大学サイバー防犯教育等研究会、福山大学サイバー防犯ボランテ ...

疑似国家設立、教義で殺人も正当化 オウム真理教とは何だったのか

産経新聞 10日 08:00

... 平成5年には約1万人の構成員を抱える大組織へと成長を遂げた。 オウム真理教の教祖だった麻原彰晃元死刑囚=平成2年10月、東京都内高学歴の信者もおり、一連の事件で死刑が執行された中には、東大や京大大学院、筑波大大学院などに進学した者、医大に進んで麻原元死刑囚の主治医的な役割を務めた者もいた。 衆院選で落選、弁護士一家を殺害《彰晃、彰晃〜♪》 平成2年、麻原元死刑囚らは「真理党」を結成し、衆院選に出馬 ...

能登半島地震被災前のまちを模型に 住民の「記憶」を学生の「技術」で具現化 復興に活用

産経新聞 8日 17:58

... する大型模型を作り、将来の復興まちづくりに生かす「記憶の街」プロジェクトが進んでいる。県内外の大学生らが技術面で協力し、住民の思い出や地域の歴史、文化などを聞き取りながら製作するワークショップが8日、同地区で開かれた。 模型は地区周辺を縮尺500分の1で再現した約5メートル四方の発泡スチロール製。建築専攻の大学生や高専生約40人が建物の製作、山や入り江など地形の型取りを担当した。 色塗りは住民らと ...

水没古文書を現地で再生 乾燥剤+冷凍庫で手軽に 奈良・橿原考古学研究所

産経新聞 8日 12:32

... 起こるか分からない。被災地でも修復ができれば」との思いだ。 福島で修復活動東日本大震災では、古文書だけでなく一般家庭にあった家族のアルバムなどが津波で水浸しになり、廃棄されるケースも多かった。 奈良大大学院で保存科学を学んだ後、24年に福島県文化振興財団に就職した中尾さんは、福島の研究者とともにボランティアで、震災で倒壊した民家にあった古文書などを修復する文化財レスキュー活動に取り組んだ。 「ひと ...

「人命第一の企業文化を」息子亡くした夫妻、日航事故遺族らと交流 東日本大震災14年

産経新聞 7日 18:58

... や大切な家族を失った人たちとの交流が生まれた。願うのは「命を大切にする安全な社会の実現」だ。 「職場は安全だと」「職場は安全な場所だと思っていた。自然災害と納得することはできなかった」。2月8日、専修大学神田キャンパス(東京都千代田区)で開かれた労働災害について考えるフォーラム。主催した田村孝行さん(64)と弘美さん(62)は、長男の健太さん=当時(25)=について語り始めた。 平成23年3月11 ...

福島を伝え続けたい

産経新聞 6日 10:00

... て知り合った方の家に招いていただき、時に食事をご一緒した。 3度目に浪江町を訪ねたときには「帰ってきた」という感覚があったのには自分でも驚いた。 プロジェクトの成果は今月21〜25日、東京・本郷の東京大学情報学環で開催する「風と書の対話記展示2025」で公開される。写真家、初沢亜利氏の写真展「Fukushima序章―原発20km圏内の営み―」にて私のエッセーも展示する。入場は無料。ご興味のある方、 ...

混乱は収束するのか 捜査当局はスマホ通信履歴を分析、兵庫知事選の公選法違反の捜査続く

産経新聞 6日 08:00

... た。 公選法は運動員らに対して金銭などを供与することを禁じており、同社には斎藤氏側から71万5千円が支払われていた。斎藤氏側は、公選法で認められたポスターデザイン制作費などの支払いだったとしているが、大学教授らは「選挙運動への報酬だった」と主張。斎藤氏と女性代表に対する公選法違反(買収、被買収)罪での告発状を県警と神戸地検に送付し、昨年12月に受理された。 県警などは女性代表から任意で事情を聴くと ...

メンズエステで美人局、現金脅し取る 容疑の元ユーチューバーら逮捕 240人被害か

産経新聞 5日 19:28

... った茨城県龍ケ崎市の大学生の男(20)を逮捕した。令和6年1〜11月に計約240人が被害に遭い、被害額は計約8000万円に上るとみられる。 逮捕容疑は、他の者らと共謀して6年8月、東京都中野区内のホテルで、今野容疑者らの提供するメンズエステを利用した30代男性に対し、女性従業員の体に触れたと因縁を付け、計50万円を脅し取ったとしている。今野容疑者は「全く知らない」と容疑を否認、大学生は認めている。 ...

「性的同意」とは? 不同意性交罪の摘発増加 改めて学ぶ

産経新聞 4日 14:00

... んによると、海外の研究では性被害の虚偽申請は10%未満だという。 佐々木さんは「性被害で声を上げることはハードルが高く、相手をおとしめるために行う可能性は、全体としてはかなり少ない」と強調する。 千葉大学子どものこころの発達教育研究センターの佐々木利奈特任研究員「他の犯罪よりも性犯罪は被害者にも非があったといわれやすい。その背景にもレイプ神話があると考えられる」 被害者が責められる被害者が身近な人 ...

「ニコ動」表示機能でドワンゴ勝訴確定 「時代に即した判断」と京大大学院の愛知靖之教授

産経新聞 3日 20:53

京都大学大学院法学研究科の愛知靖之教授(提供写真)動画配信サービス「ニコニコ動画」を運営するドワンゴ(東京)がコメント表示機能に関する特許を侵害されたとして、動画投稿サイトを運営する米国の「FC2」に配信差し止めや損害賠償を求めた2件の訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は3日、FC2側の上告を棄却した。FC2側による侵害を認め、賠償や配信差し止めを命じたドワンゴ勝訴の2審知財高 ...

相次ぐ告発、選挙違反の捜査に追われる検察 警察とのすみ分け曖昧、「不健全」指摘も

産経新聞 2日 10:00

... イト(SNS)の運用をPR会社が有償で請け負ったとする疑惑に絡み、兵庫県警とともに、PR会社を公職選挙法違反容疑で家宅捜索した。 疑惑を巡っては、大学教授らが「公選法違反罪に当たる」などとする告発状を地検と兵庫県警に提出、受理されていた。 斎藤氏を告発した大学教授は、昨年7月の東京都知事選でSNSを駆使して支持を集め、得票数第2位となった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏を巡っても、選挙期間中に行わ ...

居合わせた大学生の頭部をビールジョッキで殴打 容疑で米兵逮捕

産経新聞 1日 19:47

... 中央署は1日、福岡市のバーで面識のない男子大学生を殴ったとして、暴行の疑いで米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)所属の米軍人、ラフィン・ルーカス・アレクサンダー・フォード容疑者(24)を現行犯逮捕した。署によると容疑者は当時泥酔していたという。 逮捕容疑は1日午前7時10分ごろ、福岡市中央区天神のバーで、閉店を理由に店主に入店を複数回断られ、店内に居合わせた大学生(19)の頭部をビールジョッキで殴打 ...

20代女性の自殺手助けか 20歳の大学生を逮捕 宮城

産経新聞 1日 11:13

知人の20代女性の自殺を手助けしたとして、仙台南署は2月28日、自殺ほう助の疑いで仙台市太白区、大学生、皆川佑奈容疑者(20)を逮捕した。署は捜査に支障があるとして、事件当時の詳しい状況を明らかにしていない。 皆川容疑者が「知人が死ぬのを手伝った」と自ら110番した。女性は仙台市の病院に搬送され、死亡が確認された。 逮捕容疑は2月28日午後0時半ごろ、仙台市の建物内で、同市の20代女性が容易に自殺 ...