三井住友FGと三菱UFJ株価が上場来高値 日銀利上げの思惑で

日本経済新聞 1日 13:15

... 2時30分、プライム、コード8316)三井住友FGが続伸している。午前に前週末比134円(2.85%)高の4832円まで上昇し、株式分割考慮後の上場来高値を更新した。日銀の植田和男総裁の発言を受けて市場では利上げ観測が強まっており、国内債券市場では長期金利が上昇している。株式市場では、銀行株に利ざや改善を見込んだ買いが優勢となっている。三菱UFJ(8306)も上昇し、同上場来高値を更新。みずほFG

債券12時50分 先物が軟調 日銀総裁の会見見極めも

日本経済新聞 1日 13:06

... 日午後の国内債券市場で、先物相場が軟調だ。中心限月である12月物は前週末比45銭安の134円68銭で午後の取引を始めた。1日午前に日銀の植田和男総裁が次回の金融政策決定会合で「利上げの是非について適切に判断したい」と語ったのをきっかけに、12月の利上げ決定を織り込む形で金利の先高観が強まり、先物に売りが続いている。 一時134円64銭まで売られた後、先物の下値を探る動きは鈍っている。1日午後...

東証後場寄り 日経平均は安値圏で推移 ファストリが一段安

日本経済新聞 1日 13:00

... 昇で短期的な過熱への警戒が強まっており、中長期の投資家もソニーGや中外薬などの主力株に利益確定目的の売りを出しているようだ。14時には日銀の植田和男総裁の記者会見が予定されている。午前の挨拶では12月利上げに前向きと受け取られる発言があったが、午後も改めて何らかの発言が出るのではないかという思惑も、リスク回避の売りに拍車をかけている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまと ...

〔マーケットアイ〕株式:後場の日経平均は下げ幅拡大、円高進行で一時958円安

ロイター 1日 12:47

... 万9400円付近で推移している。 <11:33> 前場の日経平均は反落、846円安 植田総裁発言で12月利上げ警戒 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比846円60銭安の4万9407円31銭だった。朝方は続伸でスタートしたが、取引時間中に植田和男日銀総裁の発言が伝わる中、12月会合での利上げを警戒した売りが広がった。日経平均は一時、950円超安となった。 <10:23> 日経平均は一時 ...

午前の日経平均株価 値下がり 先週末比-846円の4万9407円 日銀総裁の講演も影響

テレビ朝日 1日 12:33

1 週明けの東京株式市場、日経平均株価は値下がりしました。 1日午前の終値は、先週末より846円安い4万9407円です。 午前中に行われた日銀の植田総裁の講演を受けて利上げ観測が広がり、外国為替市場で円相場が円高に推移したことや、長期金利の上昇が影響しました。 円相場は現在、1ドル=155円台半ばで取引きされています。

外為12時 円相場が上昇、155円台半ば 日銀の12月利上げ観測で

日本経済新聞 1日 12:33

... 近辺まで上げ幅を広げる場面があった。日銀が12月に開く金融政策決定会合で0.25%の利上げを決めるとの見方が強まり、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが増えた。 日銀の植田和男総裁は1日午前に開いた名古屋市の金融経済懇談会で、18〜19日開催の次回決定会合では「利上げの是非について適切に判断したい」と語った。利上げを事実上「予告」したと受け止められ、国内債券市場では政策金利の影響を受けやす ...

日銀・植田総裁、12月の決定会合で「利上げ是非を適切に判断」…金利上昇と円高・ドル安進む

読売新聞 1日 12:30

... 屋市で講演し、18、19日に開催される金融政策決定会合で「利上げの是非について適切に判断したい」と述べた。判断材料として「企業の賃上げスタンスについて精力的に情報収集している」と語った。講演を受け、金融市場では日銀の利上げ観測が高まり、長期金利の上昇と円高・ドル安が進んだ。 講演する日銀の植田総裁(1日午前、名古屋市中区で)=大金史典撮影 利上げの前提となる2%の物価安定目標について、植田氏は「米 ...

高市首相、今後も金利などの動向に留意しながら財政運営する

ブルームバーグ 1日 12:30

... 相は国際会議で、財政にも配慮した経済財政運営に取り組むことを強調することで投資家らに理解を求めた形だ。 1日の債券市場では新発2年国債利回りが17年半ぶりとなる1%台に上昇した。日本銀行による早期追加利上げへの警戒感から売りが優勢だ。 他の首相発言世界の投資家に信頼してもらえる経済を実現する重要物資を他国に過度に依存することで供給リスクが顕在化造船能力復活やレアアース(希土類)など供給網強靭(きょ ...

日銀総裁、12月利上げを事実上「予告」か 氷見野氏の事例を踏襲も

日本経済新聞 1日 12:27

日銀が12月の利上げ決定に一段と傾いている。1日に植田和男総裁が次回の金融政策決定会合での利上げ是非について具体的に言及したためだ。振り返ると日銀が政策金利を現行の0.50%程度に引き上げた今年1月、氷見野良三副総裁は会合直前に「日程」と「利上げ」に触れて議論すると明言していた。市場は植田総裁も氷見野氏の事例を踏襲して次回会合での利上げを事実上「予告」したと受け止めている。 日銀の植田総裁は1.. ...

植田総裁講演 利上げ観測高まる 株安・円高・債券安に

日本テレビ 1日 12:19

... 政策決定会合に向け企業の賃上げ動向を精力的に情報収集していると話しました。その上で「利上げの是非について、適切に判断したい」と述べたことで市場は早期利上げの観測が高まっています。 1日朝の外国為替市場では利上げへの期待から円が買われ1ドル=155円台半ばとなり、およそ1円ほど円高が進みました。 一方、東京株式市場は利上げを警戒し、輸出関連銘柄やAI・半導体など成長株を中心に売り注文が入り日経平均株 ...

東京外為市場・午前=ドル155円半ばへ下落、12月日銀利上げへの「地ならし」で思惑

ロイター 1日 12:16

... の金融政策決定会合で利上げの是非を「適切に判断したい」と述べた。「利上げの是非を適切に判断したい」との発言は、前回追加利上げを行った1月会合の直前に氷見野良三副総裁が「利上げを行うかどうか政策委員の間で議論し、判断したい」と述べたことと類似の発言となる もっと見る 。 朝方から思惑が高まっていたことで円高反応が抑えられた面があったものの、市場では植田総裁の発言は「明らかに12月利上げに対する地なら ...

〔マーケットアイ〕外為:午前のドル155円半ばへ下落、12月日銀利上げへの「地ならし」で思惑

ロイター 1日 12:12

... 定で、発言内容にドル/円相場が一喜一憂するとみられる。特に足元では12月の利上げの可能性を徐々に織り込むような動きが出てきており、この織り込みに変化がみられるかが注目だ。金利スワップ市場では12月利上げの確率は57%まで高まっている。 植田総裁から12月利上げへの地ならしと取れる発言が出るかが焦点だが、「総裁は慎重で、12月利上げを明言するには至らないのではないか」(為替ブローカー)との声もある。 ...

日銀・植田総裁 米関税「不確実性低下」と指摘 今月利上げ是非判断

毎日新聞 1日 12:03

名古屋市で開かれた地元経済団体との懇談会であいさつする日銀の植田総裁=1日午前 日銀の植田和男総裁は1日、名古屋市での地元経済団体との懇談会で、18、19日に開く次回の金融政策決定会合で「利上げの是非について、適切に判断したい」と述べた。米国経済や関税政策を巡る不確実性は低下していると指摘し「経済、物価の中心的な見通しが実現していく確度は、少しずつ高まってきている」と語った。 植田総裁の発言後、長 ...

【日銀・植田総裁会見】12月利上げの可能性は?(2025年12月1日)LIVE配信

TBSテレビ 1日 12:03

午後2時から行われる日銀・植田総裁の会見のもようをライブでお伝えします。今後の見通しなどについて説明する予定です。

午前の日経平均は反落、846円安 植田総裁発言で12月利上げ警戒

ロイター 1日 12:01

... 男日銀総裁の発言が伝わる中、12月会合での利上げを警戒した売りが広がった。日経平均は一時、950円超安となった。 植田日銀総裁は12月18―19日の金融政策決定会合で、利上げの是非を「適切に判断したい」と発言 もっと見る 。内外の経済・物価情勢や金融資本市場の動向を様々なデータや情報をもとに点検・議論していくとした。市場では「決定的な内容ではないものの、年内利上げへの確度が若干高まった」(信託銀行 ...

東証前引け 日経平均は反落 利益確定売り、日銀利上げ観測も重荷

日本経済新聞 1日 11:58

... 金融政策決定会合について「利上げの是非について適切に判断したい」と語った。市場では利上げに前向きとの受け止めが広がり、国内金利が上昇し、円は対ドルでやや強含んだ。PGIMジャパンの鴨下健株式運用部長は「植田総裁の発言を受けた金利上昇が株価の重荷になった。植田氏の挨拶内容を踏まえると12月利上げの可能性はやや高まったようだ」との見方を示した。そのうえで「午後の植田氏の講演で利上げについてなんらかの発 ...

日経平均株価終値950円安 日銀・植田総裁講演、年末高期待に冷や水

日本経済新聞 1日 11:55

... 年もあと1カ月となった1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、終値は前週末比950円(1.89%)安の4万9303円となった。日銀の植田和男総裁の発言が12月の利上げに前向きと受け止められて売りが膨らみ、先週回復した5万円の大台をあっさり割った。市場は日銀利上げに対する警戒感を急速に高めており、年末株高への期待に冷や水を浴びせる形になった。 日経平均は日銀の植田総裁の講演が始まった10...

[概況/前引け] 日本売りや日中関係悪化を不安視する解説も

日本証券新聞 1日 11:44

... ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は364、下落銘柄数は1.193。出来高は11億1,696万株、売買代金は2兆7,343万株。 日経平均は一時952円安の4万9,301円となった。 日銀総裁が「利上げの是非について適切に判断したい」と発言し、12月18日~19日の金融政策決定会合で利下げを実施するのだろうと市場では受け止めた。 その他、高市政権の積極財政の結果、いずれ増税が必要になるという見 ...

日経平均前引け 反落 846円安の4万9407円

日本経済新聞 1日 11:43

1日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前週末比846円60銭(1.68%)安の4万9407円31銭だった。前週末の米株高を受けた買いが先行したが、短期的な過熱感を警戒した利益確定目的の売りが優勢になり、ほどなく下げに転じた。日銀の植田和男総裁による利上げに前向きとも受け取れる発言なども売りを促し、日経平均の下げ幅は一時900円を超えた。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕

長期金利、一時1・85%に上昇 17年半ぶり高水準、利上げ観測で

毎日新聞 1日 11:42

... 互証券によると、2008年6月以来、約17年半ぶりの高水準。 日銀の植田和男総裁が1日、名古屋市での地元経済団体との懇談会で、月内に開く次回の金融政策決定会合で「利上げの是非について、適切に判断したい」と言及した。市場では、日銀が早期の追加利上げに踏み切るとの観測が強まり、国債が売られ、利回りが上がった。(共同) .infopanel{ background:#F4F4F4; padding:32 ...

〔マーケットアイ〕金利:前場の国債先物は大幅続落、中長期金利が軒並み17年ぶり高水準更新

ロイター 1日 11:39

... じ、企業の賃上げスタンスに関して精力的に情報収集している」とした上で、次回会合では「利上げの是非について、適切に判断したい」などと発言 もっと見る 。これがタカ派的だとして市場の早期利上げ観測を一段と強めたことから、国債先物は下げ幅を拡大した。 植田総裁の発言について、関西みらい銀行の石田武ストラテジストは「12月利上げを宣言したと言っても過言ではない」と受け止める。 石田氏はその理由として、米関 ...

〔マーケットアイ〕株式:前場の日経平均は反落、846円安 植田総裁発言で12月利上げ警戒

ロイター 1日 11:38

[東京 1日 ロイター] - <11:33> 前場の日経平均は反落、846円安 植田総裁発言で12月利上げ警戒 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比846円60銭安の4万9407円31銭だった。朝方は続伸でスタートしたが、取引時間中に植田和男日銀総裁の発言が伝わる中、12月会合での利上げを警戒した売りが広がった。日経平均は一時、950円超安となった。 <10:23> 日経平均は一時95 ...

植田日銀総裁発言:識者はこうみる

ロイター 1日 11:38

... での日銀利上げを織り込ませ、仮に利上げを見送った場合には円安が進む環境を作ったと言える。 一方で12月会合で日銀が本当に利上げに踏み切れるかは金融市場次第。長期金利の上昇傾向は続いており2%を超えてくれば利上げは難しい。現在1ドル155円台の為替が、金融市場のリスクオフで円高方向に進みつつあれば、その場合も利上げ不要との意見が広まり利上げは難しくなる可能性がある。日中関係悪化の経済的影響、利上げに ...

三菱UFJ株が上場来高値 「銀行業」が上昇率首位、日銀植田総裁発言受け

QUICK Money World 1日 11:31

... 更新した。日銀の植田和男総裁が1日午前、名古屋市で開いた金融経済懇談会で講演し、内容が12月利上げに前向きと受け止められ、収益力拡大につながるとの思惑で金融株に買いが優勢となっている。前引け時点で、業種別東証株価指数(TOPIX)で「銀行業」が上昇率首位となっている。 植田総裁は講演で経済・物価が見通し通りなら引き続き利上げを進める方針を示した。現在日本の金利は物価変動の影響を加味した実質金...

債券11時 長期金利、一時1.850%に上昇 17年半ぶり高さ 12月利上げを意識

日本経済新聞 1日 11:27

... 日午前の国内債券市場で、長期金利は上昇(債券価格は下落)した。指標となる新発10年物国債の利回りは前週末比0.040%高い1.845%で推移している。一時1.850%と2008年6月以来17年半ぶりの高水準をつけた。日銀が18〜19日に開く金融政策決定会合で0.25%の利上げを決めるとの見方が強まり、幅広い年限で新発債には売りが膨らんだ。 日銀の植田和男総裁は1日午前、名古屋市での金融経済懇...

日銀・植田総裁、12月会合〝利上げ是非〟判断 緩和度合い「適切に調整」

ニッキンONLINE : 日本金融通信 1日 11:25

... を適切に調整していく重要性を訴えた。名古屋市内で開いた金融経済懇談会の講演で述べた。 前回(25年1月)の追加利上げ時は、日銀執行部幹部の氷見野良三副総裁が直前の講演で「(次回の金融政策決定会合で)利上げを行うか政策委員の間で議論し、判断したい」と明言。判断の焦点だった「25年春闘」や「米国経済」の動向についても、前向きな印象を語り、段階的利上げ判断に対する市場の関心を高める発信姿勢を示していた。

長期金利、一時1.840% 17年半ぶり、利上げ観測で

47NEWS : 共同通信 1日 11:18

... 面利率1.7%)の利回りが一時1.850%に上昇した。日本相互証券によると、2008年6月以来、約17年半ぶりの高水準。 日銀の植田和男総裁が1日、名古屋市での地元経済団体との懇談会で、月内に開く次回の金融政策決定会合で「利上げの是非について、適切に判断したい」と言及した。市場では、日銀が早期の追加利上げに踏み切るとの観測が強まり、国債が売られ、利回りが上がった。 植田和男名古屋市金融政策決定会合

日銀・植田総裁、今月利上げ「適切に判断」 賃金動向重視 企業スタンス情報を収集

産経新聞 1日 10:58

日銀の植田和男総裁は1日、名古屋市での地元経済団体との懇談会で、18、19日に開く次回の金融政策決定会合で「利上げの是非について、適切に判断したい」と述べた。利上げ判断の際に重視する企業の賃金動向に関し、会合に向け「本支店を通じ、企業の賃上げスタンスに関して精力的に情報収集しているところだ」と説明した。 経済や物価が想定通り推移すれば「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整する」とこれ ...

株価 一時1000円以上値下がり 輸出関連銘柄中心に売り注文拡大

NHK 1日 10:44

週明けの12月1日の東京株式市場、日銀が今月の会合で追加の利上げを行うのではないかとの観測から円高が進んだことで、輸出関連銘柄を中心に売り注文が拡大し、日経平均株価は一時、1000円以上、値下がりしました。 ▽日経平均株価、12月1日の終値は、先週末の終値と比べて950円63銭安い4万9303円28銭。 ▽東証株価指数=トピックスは、40.11下がって3338.33。 ▽1日の出来高は、21億67 ...

長期金利17年半ぶり高水準 日銀総裁発言受け、2年金利は1%超え

日本経済新聞 1日 10:44

... 日午前の国内債券市場で長期金利が上昇(債券価格が下落)した。指標となる新発10年物国債利回りは前週末比0.035%高い1.840%と2008年6月以来17年半ぶりの高水準をつけた。日銀の植田和男総裁の発言を受けて日銀が18〜19日に開く金融政策決定会合で利上げを決めるとの見方が強まり、長期金利の上昇を促している。 日銀の植田総裁は1日午前の名古屋市での金融経済懇談会で、次回18〜19日に開く...

日銀 植田総裁 「利上げの是非 適切に判断」

NHK 1日 10:43

... 【記者解説】 発言の意図は 利上げに向けて一歩踏み込んだ植田総裁ですが、経済情勢に手応えを感じていることに加えて、突然の利上げで金融市場が混乱しないよう“地ならし"をしておこうという意図がうかがえます。 さらに注目するのは、適切なタイミングでの利上げは「政府と日銀の取り組みを最終的に成功させる」と述べたことです。物価高への対応など政府の経済対策がまとまったばかりですが、利上げはこれに矛盾するもので ...

外為10時 円相場が上げ拡大 一時155円台半ば、日銀総裁発言で買い

日本経済新聞 1日 10:40

... があった。日銀の植田和男総裁が12月の利上げを事実上「予告」したと受け止められ、円買い・ドル売りの勢いが増した。 植田総裁は1日午前に名古屋市で開いた金融経済懇談会で、次回18〜19日に開く金融政策決定会合では「内外経済・物価情勢や金融資本市場の動向を、様々なデータや情報をもとに点検・議論し、利上げの是非について適切に判断したい」と語った。市場では0.25%の利上げに向けて踏み込んだ発言をしたと評 ...

長期金利、一時1・840%

デイリースポーツ 1日 10:37

週明け1日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(380回債、表面利率1・7%)の利回りが一時1・840%に上昇した。日本相互証券によると、2008年6月以来、約17年半ぶりの高水準。 日銀が早期の追加利上げに踏み切るとの観測が強まり、国債が売られ、利回りが上がった。

【速報】日銀総裁、経済想定通りで引き続き利上げ

47NEWS : 共同通信 1日 10:28

日銀の植田総裁は、経済や物価が想定通り推移すれば「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整する」と述べた。

〔マーケットアイ〕金利:国債先物が下げ幅拡大、長期金利は17年ぶり高水準の1.84%に上昇

ロイター 1日 10:27

... ぶり高水準を更新。このほか、5年債と2年債の利回りも17年ぶり高水準を更新している。 日銀の植田総裁が「12月の決定会合で利上げの是非、適切に判断していく」や「12月会合に向け、本支店通じ企業の賃上げスタンスに関して精力的に情報収集している」などと発言したことを受けて市場では早期利上げ観測が強まり、債券の売り材料となっている。 <08:45> 国債先物は続落で寄り付く、夜間取引の下げを反映 国債先 ...

東京円、155円台後半

デイリースポーツ 1日 10:27

... 替市場の円相場は、1ドル=155円台後半で取引された。 午前10時現在は前週末比51銭円高ドル安の1ドル=155円79~80銭。ユーロは19銭円高ユーロ安の1ユーロ=180円76~79銭。 米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の追加利下げに対する思惑から、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りの動きが出た。市場では「日銀が12月に利上げするかどうかも注目だ」(外為ブローカー)との声があった。

東京円、155円台後半

47NEWS : 共同通信 1日 10:26

... ル=155円台後半で取引された。 午前10時現在は前週末比51銭円高ドル安の1ドル=155円79~80銭。ユーロは19銭円高ユーロ安の1ユーロ=180円76~79銭。 米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の追加利下げに対する思惑から、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りの動きが出た。市場では「日銀が12月に利上げするかどうかも注目だ」(外為ブローカー)との声があった。 米連邦準備制度理事会

〔マーケットアイ〕株式:日経平均は一時950円超安、植田総裁発言と為替に反応

ロイター 1日 10:25

... 0円超安の4万9500円台前半で推移している。 為替市場でドル/円が155円半ばに下落したことも投資家心理の重しとみられる。植田総裁は「12月の決定会合で利上げの是非を適切に判断していく」などと発言した。 市場では「決定的な内容ではないものの、年内利上げへの確度が若干高まったようだ」(信託銀行ストラテジスト)との声が聞かれた。 <09:25> 日経平均はマイナス転換、先物に仕掛け的な売り観測 日経 ...

日銀・植田総裁「12月会合、利上げの是非を適切に判断」

日本経済新聞 1日 10:23

... 市場は12月の利上げ実施を有力とみている。翌日物金利スワップ(OIS)市場が織り込む12月会合の利上げ確率は先週末時点で6割程度だったが、1日の植田氏の講演後は75%まで上がった。 【関連記事】 ・日銀総裁、12月利上げを事実上「予告」 氷見野氏の事例を踏襲か・進む円安に高まる物価高懸念、日銀の利上げ判断は? 19日スピード解説・ターミナルレートとは 政策金利の到達点、日銀の3回利上げ織り込む・ ...

【速報】日銀総裁、次回会合で利上げ是非「判断」

47NEWS : 共同通信 1日 10:20

日銀の植田和男総裁は1日名古屋市で講演し、18、19日に開く次回の金融政策決定会合で「利上げの是非について、適切に判断したい」と述べた。 植田和男名古屋市金融政策決定会合

東証10時 日経平均は下げ幅拡大 一時800円安、利益確定売り膨らむ

日本経済新聞 1日 10:15

... ている。日経平均は前週に1600円あまり上昇したとあって、短期的な過熱感を意識した利益確定目的の売りが優勢となっている。きょう午後には日銀の植田和男総裁が名古屋市の金融経済懇談会で記者会見する予定で、利上げを巡る発言を見極めたいとの雰囲気も持ち高整理の売りを促しているようだ。日経平均の下げ幅は10時過ぎに一時800円を超えた。 大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジストは「市場の植田総裁の発言内 ...

〔マーケットアイ〕外為:ドル155円半ばへ下落、12月に利上げ是非「適切判断」と日銀総裁

ロイター 1日 10:12

... 定で、発言内容にドル/円相場が一喜一憂するとみられる。特に足元では12月の利上げの可能性を徐々に織り込むような動きが出てきており、この織り込みに変化がみられるかが注目だ。金利スワップ市場では12月利上げの確率は57%まで高まっている。 植田総裁から12月利上げへの地ならしと取れる発言が出るかが焦点だが、「総裁は慎重で、12月利上げを明言するには至らないのではないか」(為替ブローカー)との声もある。 ...

日銀総裁、今月にも利上げ行う可能性を示唆-「是非を適切判断」

ブルームバーグ 1日 10:11

... 裁が今月会合における利上げ判断に言及したことは、約1年ぶりの政策調整に向けた地ならしとも言える。 野村証券の岩下真理エグゼクティブ金利ストラテジストは、植田総裁が10月会合後の会見で利上げの判断基準として示した春闘の初動のモメンタムについて「講演で示された図表などを見ると、利上げの準備は整ったと言っているとしか聞こえない」と指摘。12月利上げの可能性が高まったとみる。 植田総裁は利上げ判断の材料と ...

[概況/10時] 日本売りを警戒

日本証券新聞 1日 10:08

... 本からの資金逃避傾向、いわゆる「日本売り」を生じさせる可能性があるのではないかと解説した。 キオクシアやアドバンテスト、ソフトバンクグループ、フジクラなどAI・半導体関連が安い。東電も下落。 日銀による利上げ観測から三菱UFJなどの銀行株は上昇した。 トリケミカル(4369)は好決算で買われた。 業種別下落率上位は鉱業、非鉄、電力ガス、不動産、電機で、上昇は銀行、金属、水産農林、陸運、ゴム。(W)

〔マーケットアイ〕外為:ドル155円後半に下落、日銀総裁の発言前に期待感

ロイター 1日 09:51

... 定で、発言内容にドル/円相場が一喜一憂するとみられる。特に足元では12月の利上げの可能性を徐々に織り込むような動きが出てきており、この織り込みに変化がみられるかが注目だ。金利スワップ市場では12月利上げの確率は57%まで高まっている。 植田総裁から12月利上げへの地ならしと取れる発言が出るかが焦点だが、「総裁は慎重で、12月利上げを明言するには至らないのではないか」(為替ブローカー)との声もある。 ...

東証寄り付き 日経平均は朝高後下げる 利益確定売り、下げ幅300円

日本経済新聞 1日 09:30

... 上回る水準では売りを急いでいるようだ。 きょうは日銀の植田和男総裁が名古屋市の金融経済懇談会で挨拶し、記者会見する。今月開催の金融政策決定会合に向け、足元では日銀審議委員らの発言などを背景に、市場では利上げ観測が高まりつつある。株式市場や外国為替市場では、植田総裁の発言を見極めたいとの雰囲気も強い。 東証株価指数(TOPIX)は続伸して始まり、最高値を上回る場面があったが、その後は下落に転じている ...

【日本市況】2年金利が1%超、総裁発言で日銀利上げ観測-円高・株安

ブルームバーグ 1日 09:29

... される次回の金融政策決定会合で「利上げの是非について適切に判断したい」との見解を示した。総裁は午後2時に記者会見を行う。 関連記事:日銀総裁、次回会合で「利上げの是非について適切に判断したい」 野村証券の岩下真理エグゼクティブ金利ストラテジストは、植田総裁が10月会合後の会見で利上げの判断基準として示した春闘の初動のモメンタムについて「講演で示された図表などを見ると、利上げの準備は整ったと言ってい ...

円の予測に過信は禁物、断定に危うさ

ブルームバーグ 1日 09:23

... に利上げに踏み切ったこと自体は注目すべき出来事だった。しかし、海外に積み上がった巨額の資金がすぐに国内に戻り、国際金融の新たな時代を切り開くという見方は願望に近かった。円相場の基調を根本的に変えるには、日銀が本格的な利上げに踏み切り、米国との金利差を大幅に縮める必要がある。 だが、植田和男総裁は慎重姿勢を崩していない。日銀はその後、小幅な利上げを2回行い、政策金利を0.5%に引き上げたが、最後の利 ...

日経平均株価5日ぶり反落、終値950円安の4万9303円

日本経済新聞 1日 09:16

... された。 日銀の植田和男総裁は1日、18〜19日に開く金融政策決定会合について「利上げの是非について適切に判断したい」と表明した。SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「全体的にはこれまでの発言内容を踏襲している印象ではあったが、『利上げの是非について検討』との発言はやや踏み込んでいると感じた」と指摘。12月会合での利上げはほぼ確実になったとみていた。 東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに ...

[概況/寄り付き] 反落。植田総裁の発言が気掛かり

日本証券新聞 1日 09:12

9時9分時点の日経平均は158円安の5万101円、TOPIXは11ポイント安の3,367ポイント。 日経平均は反落となっている。 日銀の植田総裁が名古屋市の金融経済懇談会で挨拶するが、利上げに前向きとなった場合が警戒されている。 三井E&Sが利食い売りで反落し、フジクラは続落。 ソニーグループが売られ、住友ファーマが安い。 一方、アドバンテストは5日続伸の始まり。日東紡は3日続伸。 プレス工業(7 ...

2年国債利回りが17年ぶり1%に上昇、日銀利上げを警戒

ブルームバーグ 1日 09:07

... た。日本銀行による早期追加利上げへの警戒感から売りが優勢だ。 1日の債券市場で新発2年国債利回りは前営業日比1ベーシスポイント(bp)高い1%に上昇。2008年6月以来の高水準を付けた。 植田和男日銀総裁の1日の講演・会見が、12月の金融政策決定会合での利上げの可能性を高める内容になることへの警戒感が出ている。オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場では12月利上げ確率が6割程度に上昇 ...

債券寄り付き 先物、続落 需給悪化や日銀の早期利上げ観測で

日本経済新聞 1日 09:07

... 日朝方の国内債券市場で、先物相場は続落した。中心限月の12月物は前週末比21銭安の134円92銭で寄り付いた。その後は134円86銭まで下げ幅を広げる場面があった。国債増発で中期債の需給が緩むとの見方が広がるなか、日銀による早期の利上げ観測もあって先物には売りが優勢となっている。 政府は11月28日に2025年度補正予算案を決定し、あわせて財務省は国債発行計画を見直した。通常の入札を通じた「...

外為8時30分 円相場、上昇し156円近辺 12月の米利下げ観測で

日本経済新聞 1日 08:50

... 動きから市場が織り込む政策金利の予想を算出する「フェドウオッチ」によると、FRBが12月に0.25%の利下げを決める確率は日本時間1日時点で8割を超えている。日銀が18〜19日に開く金融政策決定会合で利上げに動くとの思惑がくすぶるなか、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入っている。 片山さつき財務相は11月30日のフジテレビ番組で、円安進行について「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件) ...

日銀12月利上げ、市場の織り込み6割 きょう総裁講演

日本経済新聞 1日 08:13

日銀の植田和男総裁は1日、名古屋市で講演する。今月18〜19日開催の金融政策決定会合に向け、植田氏が利上げの「地ならし」的な発言をするかどうか注目だ。前週末11月28日時点では金融市場における12月利上げの織り込みが6割程度となっており、この度合いは植田氏の発言次第で動きそうだ。 変動金利と固定金利を交換するスワップ市場の一つであるOIS(オーバーナイト・インデックス・スワップ)市場における金.. ...

〔マーケットアイ〕外為:ドル155.60─156.90円の見通し、植田日銀総裁の発言に一喜一憂か

ロイター 1日 08:04

... 定で、発言内容にドル/円相場が一喜一憂するとみられる。特に足元では12月の利上げの可能性を徐々に織り込むような動きが出てきており、この織り込みに変化がみられるかが注目だ。金利スワップ市場では12月利上げの確率は57%まで高まっている。 植田総裁から12月利上げへの地ならしと取れる発言が出るかが焦点だが、「総裁は慎重で、12月利上げを明言するには至らないのではないか」(為替ブローカー)との声もある。 ...

今日の株式見通し=一進一退、米株高は支え 日銀総裁発言待ちに

ロイター 1日 07:55

... あり、積極的に上値を追う手掛かりにも欠くとみられている。 日銀の植田総裁の発言機会を控える中、手掛けにくさも意識されている。市場では「早期の追加利上げを織り込ませにくるのではないか」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声が聞かれる。 一方、市場では12月利上げは6割程度、織り込まれており、植田総裁から何らかのヒントが示される場合でも「(相場への影響は)さほどないのではないか」(大塚氏)との見方 ...

戻り歩調、米早期利下げ思惑と堅調な企業業績で底堅さ=今週の東京株式市場

ロイター 1日 07:47

... 上、米連邦公開市場委員会(FOMC、9─10日)を翌週に控えて模様眺めが強まりやすい局面の一方、米早期利下げへの思惑や、決算を通じて堅調な企業業績が示されたとの見方から、底堅さが意識されそうだ。日銀の利上げの行方を見極める上で植田和男総裁の発言機会(1日)に関心が寄せられるほか、悪化している日中関係の動向への目配りも必要になる。 日経平均の予想レンジは4万9500円─5万1000円。 市場では「年 ...

円は対ドルで156円台前半、植田日銀総裁の発言次第で円安リスクの声

ブルームバーグ 1日 07:40

... 、植田総裁から12月の金融政策決定会合がライブとなる可能性や円安によるインフレ圧力への警戒引き上げなどの示唆がなければ、円安が加速するリスクがあると指摘。「円安回避には足元で6割前後となっている12月利上げ期待を維持することが重要」との見方を示した。 片山さつき財務相は11月30日朝のフジテレビの報道番組で、足元の急激な円の乱高下について、ファンダメンタルズで動いていないのは明確だと述べた。後藤氏 ...

ドル高値圏で方向模索、年内最後の日米中銀会合見定め=今週の外為市場

ロイター 1日 07:32

... ンジはドルが155━158円、ユーロが1.14―1.17ドル。 日本の金利先物市場が織り込む12月の利上げ確率は現在5割程度と、市場の見方は二分された状態にあり、植田総裁の発言には強い関心が寄せられている。「正常化への温度感を精査する上で非常に重要。早期利上げに動く姿勢を見せるなら、市場は政府の意向で利上げがしにくいとの見方を変える可能性がある」(モルガン・スタンレーMUFG証券マクロストラテジス ...

債券は下落へ、12月利上げ警戒で売り先行-日銀総裁講演・会見を注視

ブルームバーグ 1日 07:31

... 和男総裁が行う講演と会見で早期利上げに前向きな姿勢が示される可能性が意識され、売りが先行する。2日実施の10年利付国債入札に対する警戒感も重しとなりそうだ。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤原和也債券ストラテジストは、植田総裁が重視する春闘の初動のモメンタムについて強気な評価をしたり、為替の円安が基調的な物価の上振れリスクを高めているといった発言をすれば、12月利上げの織り込みが一段と進むだ ...

利上げより円安を選択した日銀 市岡繁男

週刊エコノミスト 1日 05:00

... に陥る」という論文を掲載した。昨今の日銀と政府の関係をみると、この「財政支配」という言葉が頭をよぎる。 日銀は、物価安定目標(2%)達成のためには賃上げの定着が必要であり、まだその確認が不十分だとして利上げを見送ってきた。だが13年以降、円安による物価上昇で実質賃金は8ポイントも減少し(図1)。エンゲル係数も23%→28%に上昇するなど、物価の番人としての役割を果たしているとは言い難い。 日銀が物 ...

マンスリーマーケット(12月) 米欧金融政策と国会に関心

ニッキンONLINE : 日本金融通信 1日 04:30

... 和方向の金融環境が続く見通しが確認できれば、足元強まっているテック株の調整に一巡感が広がる可能性がある。 一方、日銀は、物価と賃金の好循環になお距離があることから、利上げを見送る公算が大きい。ただし、急速に円安が進行する展開となれば、追加利上げ観測が急速に強まる展開も想定されそうだ。 もう一つの焦点は17日に会期末を迎える日本の臨時国会の行方である。ガソリン暫定税率の撤廃や大規模な2025年度補正 ...

ターミナルレートとは 政策金利の到達点、日銀の3回利上げ織り込む

日本経済新聞 1日 04:00

高市早苗政権の積極財政でインフレ圧力が高まるなか、日銀が継続的な利上げに動くとの見方が強まっています。金融市場では政策金利の最終到達点である「ターミナルレート」の予想指標が1.4%近辺まで上昇しています。 ターミナルレートは利上げや利下げサイクルの終着点となる政策金利の水準です。予想指標として有名なのが固定金利と変動金利を交換する翌日物金利スワップ(OIS)市場で取引される「2年先・1年」のフォ. ...

住宅ローンの5年ルール、「適用なし」に利点も 利息増少なく

日本経済新聞 1日 04:00

日銀が追加利上げの姿勢を崩さない中、住宅ローン契約者は金利上昇に気をもむ状況が続く。家計への影響を正確につかむには「5年ルール」の仕組みを知ることが欠かせない。激変を防ぐ一方で、総利息は膨らむ。その『功罪』を確認しておきたい。 「5年ルールの内容をわかっていなかった」。住宅ローン返済中の30代会社員は肩を落とす。残債は数千万円。2025年7月に金利が0.25%上がったが、5年ルールで返済額は変わ. ...

日本の財務相、円の急速な下落は明らかにファンダメンタルズによるものではないと指摘

サウジアラビア : アラブニュース 11月30日 15:01

... が我々の立場だ」と語った。 片山氏はまた、為替レートは市場で決定されるべきであるとした9月の日米共同声明に沿って、過度に不安定で投機的な円の動きに対処するために為替介入を行うことは可能であると繰り返し述べた。 先週の市場は、円安を補強するために東京が介入するのではないかと注目していたが、為替は安定した。月曜日には、植田和男日銀総裁が12月の日銀会合で利上げを示唆するかどうかが注目される。 ロイター

円安阻止の為替介入、米国了承の「条件」は日銀利上げか

日本経済新聞 11月30日 11:00

為替市場で円安基調が続くなか、円安阻止に向けた円買い・ドル売り為替介入への関心が一段と強まっている。ただし、ドルを売る介入は日本の判断だけで勝手には実施しにくい。前もって米国の理解や了承を得るのが普通だからだ。果たして、米国は首を縦に振るのか、考えてみた。 円安が目立つようになったのは10月以降だ。対ドルで一時10円程度下落した。ベースにあるのは日本の実質金利の低さ。日銀の政策金利が0.5%程度. ...

【焦点】ユーロ圏インフレは2%近辺へ、ECBの12月据え置き根拠強まる

ブルームバーグ 11月30日 10:12

... グスワース氏はリポートで「2026年入りが近づくに伴い、ECBは現在の想定を上回る成長とインフレを見込むようになり、金利据え置きを長期化させる根拠はいっそう強まるはずだ」との見方を示した。「次の一手は利上げとみている」という。 12月1日からの週にはそのほか、経済協力開発機構(OECD)が2日に最新の世界経済見通しを公表する予定。米国では消費者物価指標が発表され、英国では当局が金融安定性に関する評 ...

植田総裁は「令和の鬼平」になるか バブル潰し、教訓語る検証リポート

日本経済新聞 11月30日 05:00

日銀が株式と不動産市場が過度に過熱するリスクに目を光らせ始めた。利上げ路線を維持しつつ、市場の変調には即応できるよう警戒を強めている。1980年代からのバブルの収拾で「平成の鬼平」と呼ばれた三重野康元日銀総裁は経済の長期低迷を招いたと批判を浴びた。当時の検証リポートは予防的対応の重要性を今に伝える。 日銀、視界にちらつくバブルの芽 市場の一部にはバブル再来を懸念する声がある。日経平均株価は足元で. ...