検索結果(大学 | カテゴリ : サイエンス)

244件中2ページ目の検索結果(0.224秒) 2025-06-24から2025-07-08の記事を検索
日経メディカルダパグリフロジンがMASHを改善する可能性
日経メディカル 1日 23:45
Rasi/stock.adobe.com 中国南方医科大学のJiayang Lin氏らは、代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)の患者にSGLT2阻害薬のダパグリフロジンを48週間投与するランダム化比較試験(RCT)を行い、プラセボ群に比べ、ダパグリフロジン群では脂肪肝炎と線維化が改善する割合が高かったと報告した。結果は2025年6月4日のBMJ誌電子版に掲載された。 SGLT2阻害薬は現在、2型糖 ...
日経メディカル泌尿器科は「アリス・イン・ワンダーランド」のような世界
日経メディカル 1日 23:45
... 7年 慶應義塾大学医学部卒業。同年、同大学医学部研修医(泌尿器科)。1995年ニューヨーク医科大学泌尿器科留学、1997年 デュッセルドルフ大学泌尿器科留学。1998年 慶應義塾大学医学部泌尿器科助手。2004年文部科学省研究振興局学術調査官(2006年まで併任)。2007年から慶應義塾大学医学部泌尿器科教授。2013年から同大学病院副病院長も務める(2023年まで)。2018年から同大学医学部血 ...
ナゾロジーアルツハイマー病の原因物質が赤ちゃんの体では患者の3倍もあると判明
ナゾロジー 1日 22:30
スウェーデンのヨーテボリ大学(GU)で行われた研究により、アルツハイマー病の進行と密接に関連するとされてきた「リン酸化タウタンパク質」が、健康な新生児の血液中で患者の約3倍もの濃度で存在していることが明らかになりました。 このタンパク質は神経細胞にダメージを与えるアルツハイマー病の原因物質としての側面と、アルツハイマー病の進行を示す診断用のマーカーとしての側面を持つことが知られています。 ですが今 ...
NHK能登半島地震 地下の「流体」 掘削してメカニズム探る計画
NHK 1日 21:42
... った。今回の調査で流体と地震との関係を明らかにしたい」と話しています。 能登の「流体」現在はどうなった? 能登半島地震に影響したとされる地下の流体は地殻変動の解析でその存在が明らかになりました。 京都大学防災研究所の西村卓也教授は大地震が起きる前から衛星のデータを使って能登半島の大地の動き、地殻変動を観測してきました。 地震活動が活発になった2020年12月ごろから、珠洲市で震度6強の揺れを観測し ...
ナゾロジーある「木」が今急速な進化を起こしていることが判明
ナゾロジー 1日 21:00
イギリスのクイーンメアリー大学ロンドン(QMUL)で行われた研究によって、ヨーロッパのトネリコの木たちがわずか一世代のうちに、数千カ所の遺伝子変異を積み重ね、集団全体の遺伝的耐性を急速に高めていたことが判明しました。 特に幼木の変化は成木より有意に上昇し、この変化を説明するには約13%の個体淘汰が必要だったと推定される、非常に強い自然選択が作用していたことが示唆されます。 このような一世代で数千も ...
NHK文科省 海外研究者受け入れ計画の大学に総額33億円を助成へ
NHK 1日 20:58
... 進んでいて、大学などでは、研究力の向上を目的に、海外で活躍する優秀な研究者の受け入れを強化する動きが広がっています。 文部科学省は、こうした人材の受け入れを計画する大学に必要な費用を支援しようと、今年度からの3年間で総額33億円を助成することを決めました。 助成対象となるのは、海外在住の日本人を含めた優秀な若手研究者や博士課程の学生の受け入れを計画している国内の大学です。 助成金は、「大学ファンド ...
ナショナルジオグラフィック102歳、世界最高齢の現役医師が語る、長寿の秘訣のウソとホント
ナショナルジオグラフィック 1日 20:00
... 1989年には、神経内科医としての仕事を続けながら法学の学位を取得し、オハイオ州弁護士試験に合格した。コロナ禍の初期には患者の治療を手伝った。今もオハイオ州クリーブランドのケース・ウェスタン・リザーブ大学の医学部や法学部で授業をすることがあり、医療訴訟の専門家として相談に乗ることもある。 タッカー氏は最近、フォロワー数10万1000人のTikTokスターにもなった。孫のオースティン氏が友人とアカウ ...
ナゾロジーヒト細胞に「未知の小器官」を新発見!「ヘミフュソーム」と命名
ナゾロジー 1日 20:00
私たちの体を構成する数十兆個の細胞。 その細胞の中に、これまで知られていなかった未知の細胞小器官が見つかったようです。 米バージニア大学(UVA )と国立衛生研究所(NIH)のチームは、ヒトの細胞内で専門家すら知らなかった謎の構造物を発見し、これを新たに「ヘミフュソーム(Hemifusome)」と名付けました。 見た目は、まるでマフラーを巻いた雪だるま。 大きな丸に小さな丸がくっつき、その境界には ...
ナゾロジー「神経化粧品」は皮膚から脳を逆刺激し本当の「美」の達成を目指す
ナゾロジー 1日 18:00
フランスのナント大学(UN)や日本の京都大学(京大)をはじめとする国際研究チームによって、皮膚の神経から脳を逆刺激することで「美」を実現する『神経化粧品(ニューロコスメティクス)』という概念が学術的に提唱されました。 この新しいタイプの化粧品は、皮膚を第2の脳のようにとらえ、皮膚と脳の双方向のコミュニケーション(皮膚−脳軸)を活用し、「肌」に塗ることで「心」を調整して「お肌」の調子を上向かせること ...
読売新聞海外の研究者受け入れ、「大学ファンド」運用益から33億円…トランプ政権の研究費削減で米から人材流出
読売新聞 1日 17:15
... する大学を公募し、審査の上で9月にも助成対象を決定する予定だ。33億円で不足する場合は、追加で予算を確保することも検討している。 米トランプ政権下の研究費削減で研究者が米国外に流出する中、世界で人材獲得競争が激化している。政府は先月、大学ファンドの活用や海外での情報発信など、総額1000億円規模を投じる施策を発表していた。 文部科学省 大学ファンドは世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大 ...
大学ジャーナル高齢になってから始めた楽器演奏 長期継続で脳の機能を維持 京都大学
大学ジャーナル 1日 17:00
高齢期に新たに始めた楽器演奏を長期間継続することが、認知機能など脳の構造や機能の低下を防ぐ可能性があることが、京都大学大学院総合生存学館 積山薫教授(現・京都大学野生動物研究センター特任教授)らの研究で分かった。 京都大学によると、積山教授らは2020年に健常高齢者32人を対象に、初心者として4カ月間楽器演奏に取り組むことで認知機能が向上することを報告した。その後、4年後に同じ参加者を再度集め、楽 ...
Nature Research加齢:慢性炎症はすべての集団において加齢と関連するとは限らない
Nature Research 1日 11:50
... 化)は、生物学的老化と年齢関連疾患の発症リスクを高めることが知られている。しかし、炎症老化の効果がすべての集団で一貫しているかどうかは不明である。 Maximilien Franckら(シャーブルック大学〔カナダ〕)は、イタリアとシンガポールの2つの工業化コホート研究から得られた19種類のサイトカイン(炎症に関与する小さなタンパク質)のデータセットと、ボリビアのアマゾン地域とマレーシア半島部の先住 ...
Nature Research心理学:AIが生成した応答を人間によるものと表示すると共感が高まる
Nature Research 1日 11:35
... 応答が共感的なものと認識されることが示されている。しかし、そのようなチャットボットからの支援が、人間からの支援と同じように認識されるかどうかは不明だった。 Anat Perryら(エルサレム・ヘブライ大学〔イスラエル〕)は、AIからの応答が人間によるものと表示されていない限り、AIによって生成された支援は、人間によるサポートよりも共感に欠けるものと認識されることを発見した。著者らは、合計6,282 ...
ナゾロジー【治りにくい蓄膿症にどう対処?】鼻の奥にマイクロボットを送り込んで細菌を殲滅する新手法
ナゾロジー 1日 11:30
私たちの体内に簡単に潜り込めるマイクロボットが、新しい治療法の扉を開こうとしています。 慢性的な副鼻腔炎に悩まされてきた人々に、革新的な治療の希望が現れました。 香港中文大学(CUHK)を中心とした研究チームは、光と磁力で制御されるマイクロボットを使って、副鼻腔内の細菌を効率的に除去する新技術を開発したのです。 この成果は、2025年6月25日付で『Science Robotics』誌に掲載されま ...
ナゾロジー職場に「あるタイプの同僚」が多いとストレスレベルが高まる
ナゾロジー 1日 07:00
... のくらい?」 職場でそんな質問をしてくる“詮索好きな同僚"に心当たりはありませんか? 無邪気な好奇心のつもりかもしれませんが、受け取る側にとっては不快で、何よりも精神的に消耗する存在です。 米ボストン大学(Boston University)は最近、職場における「おせっかい」「詮索行動」が従業員のストレスや生産性にどう影響するかを調査。 その結果、詮索好きな同僚が多い職場では、従業員のストレスレベ ...
ナゾロジー【年間6500万円/1000人の損失】働く日本人の「最大の健康問題」が明らかに
ナゾロジー 1日 06:30
何らかの健康問題を抱えながら仕事を行っている人は少なくありません。 あなたのまわりにも「腰が痛いけど休めない」「心が重くても出社する」といった声を聞いたことがあるのではないでしょうか? 昭和医科大学の研究チームは、日本の就業者1万人を対象とした大規模調査を行い、「健康問題によって生産性が低下している労働者が約3人に1人いる」という実態を明らかにしました。 最も多かった健康問題は腰痛で、年間に失われ ...
朝日新聞ES細胞から卵子のもとになる細胞作りに成功 不妊の解明に 京都大
朝日新聞 1日 06:30
[PR] 様々な細胞になれる能力を持つES細胞(胚(はい)性幹細胞)から卵子になる直前の状態の細胞をつくることに、京都大学の研究チームがマウスで成功した。卵子がどのような過程でつくられていくのかの解明につながるという。ヒトでも作れるように目指し、不妊の原因の解明につなげたいとしている。 研究チームがマウスのES細胞からつくった卵母細胞(左)。右は自然の卵母細胞。下線は50マイクロメートル。研究チー ...
朝日新聞ALS引き起こす新たな仕組みを解明、遺伝子に変異 新治療に期待
朝日新聞 1日 06:30
... き起こす新たなメカニズムについて、会見で発表する山下徹准教授(左)と石浦浩之教授=岡山大提供 [PR] 全身の筋肉が徐々に衰える難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を引き起こす新たなメカニズムを、岡山大学脳神経内科学の山下徹准教授と石浦浩之教授らの共同研究グループが突き止めた。たんぱく質の品質を維持管理する遺伝子の機能が失われると運動神経細胞がダメージを受け、血縁者に患者がいる家族性ALSが引き起 ...
ナショナルジオグラフィック100℃以上の水蒸気で炊いたご飯は冷蔵してもおいしさ保つ、研究
ナショナルジオグラフィック 1日 06:00
... 質の構造になることを大阪公立大学などのグループが明らかにした。電気炊飯器で炊いたご飯より冷蔵保存時に硬くなりにくく、おいしさを保つことを官能検査で確かめた。食べるまでは冷蔵庫に入れておきたい寿司などに向けた炊飯方法の開発につながるという。 電気炊飯器(左)と過熱水蒸気で炊いた米。見た目は変わらないが、走査電子顕微鏡像(下)だと過熱水蒸気ではより多孔質になっている(大阪公立大学の石橋ちなみ講師提供) ...
47NEWS : 共同通信忍び寄る、暑さによる死 心肺の疾患、自殺も エアコンためらわないで
47NEWS : 共同通信 1日 00:00
... 中症以外は因果関係が分かりにくく「隠れた死」の原因になっている。気候変動の健康影響を研究する東京大大学院の橋爪真弘教授(国際保健政策学)は、暑さの影響で死亡する人の合計は熱中症の死者の約7倍に上ると推計。身を守るためにエアコンの使用をためらわないよう呼びかけている。 暑熱関連死の将来予測を説明する東京大大学院の橋爪真弘教授=東京都文京区 ▽隠れた死 2024年、世界の平均気温は史上最高を記録し、日 ...
日経メディカル心血管危険因子で認知症リスクが増加する?
日経メディカル 6月30日 23:45
Belight/stock.adobe.com 米国Johns Hopkins大学Bloomberg公衆衛生大学院のJason R. Smith氏らは、米国の住民を対象として、80歳までの認知症発症に対する心血管危険因子の人口寄与割合(PAF)を推定し、それらの危険因子を改善すれば、80歳までの認知症発症リスクを22〜44%程度減らせるだろうと報告した。結果は2025年6月2日のJAMA Neur ...
日経メディカル施行から約10年の「医療事故調」含む医療安全に関する検討会が初会合
日経メディカル 6月30日 23:45
厚生労働省は2025年6月27日、「医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会」の初会合を開催した。今後、医療事故調査制度(医療事故調)を含む医療安全施策について課題を整理して対応策を検討し、今秋までに一定の取りまとめを目指す。同検討会の座長には山本和彦氏(中央大学法科大学院教授)が選出された。山本氏は、2014〜2015年に開かれた「医療事故調査制度の施行に係る検討会」でも座長を務めていた。
ナゾロジーイソギンチャクで人体の古代の設計図を発見
ナゾロジー 6月30日 21:00
海の底でゆらゆらと揺れるイソギンチャクは、私たち人間とはあまりにも違う姿をしています。 オーストリアのウィーン大学(University of Vienna)で行われた最新の研究によって、この不思議な生き物の中に「人間と共通する古代の設計図」が潜んでいることが明らかになりました。 この発見は、人間のような左右対称な体の構造が約6億年以上前の共通祖先にまで遡る可能性を示唆しており、動物の体の進化を考 ...
ナゾロジーオーガズムの瞬間に「色が見える人たち」の脳内で何が起きているのか?
ナゾロジー 6月30日 21:00
オーガズムを迎えた瞬間、目の前にカラフルな光が弾けたり、まるで万華鏡の中に飛び込んだかのような幻想的な映像が広がる――そんな特別な脳の現象『性的共感覚』が、カナダのケベック大学モントリオール校(Universit〓 du Qu〓bec 〓 Montr〓al, UQAM)で行われた研究によって初めて体系的に確認されました。 研究チームは、性的共感覚を持つ人々が実際に存在することを突き止めると同時に、 ...
ナゾロジー1億年前の岩石から「39種の新種イカ」を発見!
ナゾロジー 6月30日 20:00
軟体動物であるイカは、ほとんど化石として残されません。 そんな中、北海道大学の研究チームは、最新のデジタル化石解析技術を使って約1億年前の岩石を調査。 その結果、なんと40種もの未知のイカ化石が新たに発見されたのです。 これまで白亜紀のイカ化石と断定できていたものは1標本のみでしたが、今回一気に263個も見つかったため、研究者たちも驚きを隠せません。 何より衝撃だったのは、イカが1億年前の時点で予 ...
ナゾロジー「水銀の核分裂」の謎を解明
ナゾロジー 6月30日 18:30
水銀は常温で唯一液体の金属として知られていますが、実はその「原子核の割れ方」にも驚きの秘密が隠れていました。 日本の東京工業大学(東工大)で行われた研究により、水銀原子核が「大小2つの破片」に分裂する謎が、世界初の5次元Langevinシミュレーションで解き明かされました。 この手法により水銀の核には、高エネルギーでも頑固に残り続ける「殻構造」と呼ばれる特別な内部構造があり、それが核をまるで「割れ ...
ナゾロジー情報は消すとエネルギーになって漏れていく――情報の物理性実証に成功
ナゾロジー 6月30日 17:30
情報はエネルギーと不可分のようです。 オーストリアのウィーン工科大学で行われた研究により、量子の世界で情報を削除すると「情報を持っている部分」から必ずエネルギーが失われ、環境に逃げていくことを実験的に測定・実証されました。 この結果は、情報の消失が単なる抽象概念ではなく、エネルギー散逸と連動する物理現象として解釈できることを示しています。 さらに研究ではこの現象を『準粒子』という直感的なイメージを ...
大学ジャーナル世界初 親子の脳が類似する性別ごとのパターン 東北大学が発見
大学ジャーナル 6月30日 17:00
東北大学の松平泉助教らの研究グループは、ヒトの脳に「父親に似る部分」「母親に似る部分」「両親に似る部分」「父親にも母親にも似ない部分」があることを発見した。日本人の父・母・子(親子トリオ)の脳画像解析による世界初の成果だ。 親子の顔や性格が「似ている」と気づくことはよくあるが、実は脳の「かたち」も、他人同士の中から親子を識別できるほどによく似ることが分かっている。ただし、これまでの研究では主に母親 ...
ナゾロジー史上最古の「冥王代の岩石」をカナダで発見!41.6億年前
ナゾロジー 6月30日 12:00
カナダ・オタワ大学(University of Ottawa)はこのほど、同国北東部ケベック州のヌナビク地域にて、地球上で確認されている中でも最古の岩石を発見したと発表しました。 その年代はなんと41億6000万年前(41.6億年前)。 これは地球が誕生したとされる約45.4億年前にごく近い時期であり、地球の最初期=冥王代に形成された岩石であることが判明したのです。 研究の詳細は2025年6月26 ...
日経サイエンスヤギの痛みがわかるAI〜日経サイエンス2025年8月号より
日経サイエンス 6月30日 11:55
... いった具体的な手がかりを求めて写真や動画を手作業で解析し,種ごとに痛みの評価基準を作る。しかし,私たち人間は動物の痛みを偏りのあるレンズを通して検知・解釈してしまうと今回の論文の筆頭著者であるフロリダ大学の獣医麻酔専門医キアヴァッチーニ(Ludovica Chiavaccini)はいう。今回の自動検知では,「コンピューターがそれらのパターンを単に拾い上げている」。 30年分の臨床経験を30分で積む ...
毎日新聞「50年の苦しみ」から改善の例 慢性的な痛み「背景にADHD」
毎日新聞 6月30日 11:00
... みの改善例が注目されている。 原因不明で病院転々 舌が痛み出したのは突然だった。埼玉県在住の女性(42)は6年前、足の手術で入院中に、舌の裏側がすれて焼けるような感覚に襲われた。退院後、痛みは増した。大学病院を2カ所回ったが原因は分からなかった。 幼い頃から人間関係を築くのが苦手だった。19歳で短大を中退し、うつ病などと診断され、ひきこもりのような生活を送っていた。 舌の痛みで思うように動くことも ...
大学ジャーナル暑熱下では運動中のカフェイン摂取でパフォーマンスが向上 筑波大学が発見
大学ジャーナル 6月30日 07:00
筑波大学の藤井直人准教授らの研究グループは、運動中にカフェインを摂取すると、生理的ストレス増大を伴わずに、長時間運動の後半にパフォーマンスが向上する可能性を見いだした。 飲食料品からのカフェインの運動前摂取はパフォーマンス向上に有効とされる。しかし、研究グループはこれまでに、暑熱下での運動前カフェイン摂取では、深部体温上昇に伴う過度な呼吸(高体温誘発性換気亢進)や、それによる脳血流低下反応などの生 ...
ナゾロジーストレスを受けると「リスク行動」をとりやすくなる原因を解明
ナゾロジー 6月30日 07:00
「ストレスが溜まってくると、なぜか衝動的な買い物をしてしまう」 「冷静になれば絶対しない決断を、勢いでやってしまった」 こんな経験はありませんか? 米アーカンソー大学(University of Arkansas)の最新研究で、私たちがストレス下でリスクの高い行動をとりやすくなる理由が、ようやく科学的に明らかになってきました。 どうやら、ストレスによって“損を避けたい"という本能的な防御反応が弱ま ...
ナゾロジー朝のパフォーマンスを高める「最高の目覚まし音」とは?
ナゾロジー 6月30日 06:30
朝、多くの人は眠気と戦いながら、なんとかベッドを抜け出します。 「もっとすっきり目覚められたらいいのに」と感じることは多々あるでしょう。 オーストラリア・ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の認知研究者、スチュアート・マクファーレン氏は、朝の目覚めを改善する「優れた目覚まし音」があると言います。 しかもマクファーレン氏は、以前に行われた研究の中で、起床後のパフォーマンスを向上させるメロディを実際 ...
ナショナルジオグラフィック森の珍味がお好き? ニホンリスの素顔
ナショナルジオグラフィック 6月30日 06:00
... が、木の実の代わりに「毒キノコ」や「シカの骨」をかじっていたらどうだろう。 その姿を記録したのは、アマチュア写真家の五味孝一さんだ。五味さんがSNSに投稿したベニテングタケを食べるリスの写真を見た神戸大学理学部の末次健司教授は、「生態学的に非常に興味深い現象」と感じ、連絡をとった。 ベニテングタケは、人間が摂取すると死に至ることもある有毒なキノコだ。だが、二人の共同研究の結果、同じ個体のリスがこの ...
日経メディカル自治医大の修学資金貸与制度「見直すべきとはどうしても思えない」
日経メディカル 6月29日 23:45
自治医科大学卒業生の医師が2025年3月、自治医科大学と愛知県を被告として、自治医科大学修学資金貸与制度の違憲性と違法性を主張し、国家賠償請求訴訟を提起(過去記事:「地域の医師不足解消策はあくまで『適法の範囲』で行うべきだ」)。6月頭には裁判が開始された。この提訴内容に対し、同大の卒業生でもある武蔵国分寺公園クリニック(東京都国分寺市)名誉院長の名郷直樹氏は、「制度を見直す必要はない」と反論する。 ...
日経メディカル2型糖尿病+CKD患者にエンパグリフロジンとフィネレノンの併用が有効
日経メディカル 6月29日 23:45
AngrySun/stock.adobe.com 米国Indiana大学のRajiv Agarwal氏らは、慢性腎臓病(CKD)と2型糖尿病を合併している患者に対し、SGLT2阻害薬のエンパグリフロジンと、選択的ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬のフィネレノンの、単独投与と両者の併用群のランダム化比較試験を行ったところ、併用群の方が単独群よりも尿中アルブミン/クレアチニン比の減少率が大きかったと報告 ...
日経メディカルGLP-1作動/GIP拮抗薬、月1回投与で体重16%減
日経メディカル 6月29日 23:45
ADA2025で主要な結果を発表した米Yale大学のAnia M. Jastreboff氏 月1回の皮下注射で済む肥満症治療薬の開発が進んでいる。6月20〜23日に米シカゴで開催された第85回米国糖尿病学会学術集会(ADA2025)で、米Amgen社が開発するmaridebart cafraglutide(開発コード:AMG133、以下、MariTide)の第2相臨床試験の結果が発表された。過体重 ...
日経メディカルLLMのハルシネーションが新薬開発の手がかりに?
日経メディカル 6月29日 23:45
... 成に役立つ可能性が注目されている。LLMのハルシネーションは従来有害なものとされていたが、これを創発的仮説形成の手法として活用することで、従来人間では思いつかなかった有益な仮説を生み出す場合がある。このほど、ケンブリッジ大学の研究チームは、GPT-4を活用し、膨大な文献から得られる知見に基づき、乳癌治療において、FDA承認済みの非抗癌薬を対象としたシナジーの高い薬剤ペアを抽出する新手法を提案した。
日経メディカル生成AIの普及で「医師には思慮深く判断を下せる姿勢が求められる」
日経メディカル 6月29日 23:45
生成AIの普及により、「医師に求められる知識・技術は変わる」と指摘する秋田大学大学院医学系研究科医学教育学講座教授の長谷川仁志氏。日常診療における生成AIの活用法を尋ねた前編に引き続き、近い将来の医療の形や医学教育の理想像を展望してもらった。(敬称略)
ナゾロジー「ここ、嫌な感じがする」生物は死がある場所を無意識に避ける事ができる
ナゾロジー 6月29日 23:00
... じ取ることができるのでしょうか。 この嫌悪感には、死体から発せられる「プトレシン」という化学物質が関与しています。 2021年12月に『Behavioural Processes』にて掲載された、京都大学野生動物研究センターの研究では、霊長類のチンパンジーを使って、死の臭いの存在について検証しています。 The Smell Of Death Has A Strange Influence On H ...
ナゾロジー反科学の人たちは自分の知識に高い自信を持つが、実際テストすると「最低レベル」だった
ナゾロジー 6月29日 22:00
「科学者や医者たちの総意」を強く拒む人はどこにでもいるものです。 そうした人々は世に知られている科学的知識に反して、強い持論を持っています。 ところが米ポートランド州立大学(Portland State University)が2022年に行った研究によると、科学に反対する人々は、自分の知識や能力を過大評価していると判明。 反科学の人たちは自分の知識が最高ランクだと信じているにも関わらず、テストを ...
ナゾロジー超音速を破壊的なソニックブームなしに実現する技術を開発
ナゾロジー 6月29日 21:00
... sonic.com/press-release/boom-supersonic-announces-boomless-cruise 川勝康弘Yasuhiro Kawakatsu ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心が ...
ナゾロジー遺伝子治療で「視力」を100倍改善させることに成功
ナゾロジー 6月29日 20:00
遺伝子疾患も治る時代になってきました。 アメリカのペンシルベニア大学(Penn)で行われた研究によって、遺伝子治療によって遺伝性の網膜疾患を治療し、視力を100倍改善させることに成功しました。 対象となるレーベル先天性黒内障は幼児期に失明を引き起こす先天性の疾患であり、見た目には眼球に異常がないのに、目が見えなくなってしまう病気として知られています。 遺伝子疾患ということでこれまで決定的な治療法が ...
Forbes JAPAN音楽療法の効果を検証、感情に訴えるるものほど記憶への影響大きく
Forbes JAPAN 6月29日 18:00
... ある研究では、単語を暗記するというタスクの直後に馴染みの強い音楽を聴くと単語を覚えやすくなることがわかった。 だが記憶の大半は単なる単語の羅列ではない。出来事や場面全体を記憶するには、細部と全体像の両方が関係している。このような記憶の異なる側面に音楽はどのような影響を与えるのだろうか。これが米ライス大学のケイラ・クラークと米カリフォルニア大学ロサンゼルス校のステファニー・レアルの研究テーマだった。
ナゾロジー友達いなさすぎて「独り言を喋り続けるイルカ」が見つかる
ナゾロジー 6月29日 17:00
... solitary bottlenose dolphin https://doi.org/10.1080/09524622.2024.2422092 大石航樹Koki Oishi 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。 ナゾロジ ...
Forbes JAPAN地球全体が凍結した「スノーボールアース」を生命はどのようにして生き延びたか
Forbes JAPAN 6月29日 14:00
... 孔が、生命の生き残りのために最後に残された場所となったかもしれない。 米マサチューセッツ工科大学(MIT)地球大気惑星科学部、英ロンドンの自然史博物館、ニュージーランド・ワイカト大学などの研究者チームが行った最新の研究では、もう1つ別のシナリオを提案している。 今回の研究をまとめた論文の筆頭執筆者で、MITの大学院生のファティマ・フセインは「研究チームは地球の複雑な生命の出発点を理解することに興味 ...
ナゾロジーパーキンソン病は脳ではなく、実は腎臓が原因の病気かもしれない
ナゾロジー 6月29日 13:00
... 理解してきました。実際、これまでは脳の中にあるドーパミンを作る神経細胞が減ることが原因とされ、脳の変性に注目が集まってきました。 しかし、最新の研究は、この常識にゆさぶりをかけるものです。 中国・武漢大学人民医院(Renmin Hospital of Wuhan University, Wuhan, China)を中心とする国際研究チームは、腎臓が血液中の異常なたんぱく質の排出に関与しており、それ ...
ナゾロジー「人気はなくても派閥ではトップ」影響力を持つ人間はどうやって生まれるのか?
ナゾロジー 6月29日 12:00
... 持つようになるという考え方です。 もともとは組織論や政治的影響力の研究の中で提唱されてきた考え方ですが、アメリカのスタンフォード大学(Stanford University)とブラウン大学(Brown University)の研究チームは、その理論がごく日常的な人間関係──大学の新入生たちの友人関係の中でも機能することを明らかにしました。 この研究では新入生たちの人間関係を1年間にわたって追跡し、 ...
ナゾロジー「プレゼン前はいつもお腹が痛くなる」過敏性腸症候群の原因、実はストレスじゃない
ナゾロジー 6月29日 11:30
... induced abdominal pain https://doi.org/10.1038/s41586-020-03118-2 川勝康弘Yasuhiro Kawakatsu ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心が ...
朝日新聞美術館展示の岩石から魚竜の化石発見 岡山理大教授らの研究グループ
朝日新聞 6月29日 10:00
化石が発見された岩石を示しながら説明する岡山理科大学の加藤敬史教授=2025年6月23日午後4時37分、岡山県高梁市役所、上山崎雅泰撮影 [PR] 岡山県高梁市の市成羽美術館が所蔵する岩石から、恐竜時代の海竜「魚竜」の化石を発見したと、岡山理科大の加藤敬史教授らのグループが発表した。魚竜の化石の発見は宮城県では複数報告されているが、西日本では初めて。 岩石は非常に硬く、骨の取り出し作業が困難である ...
産経新聞オープンアクセスの提唱から20年超 ゆがみも進む「開かれた科学」の理想と現実
産経新聞 6月29日 08:00
... 念材料となっている。理念に照らして現状はどうなっているのか。OAを推進する図書館情報の専門家に話を聞いた。 初期のブダペスト宣言今や、有料の学術文献は、一般的な感覚から見れば非常に高額なものになっている。日本の多くの大学などは、オンラインで文献にアクセスするため、多額の料金を支払っている。雑誌の購読料も高額で、たとえばある学術誌の年間の購読料が数百万円ならば、特に高いとは解釈されないほどだという。
ナゾロジー忙しい人ほど「ADHD症状は軽くなる」と判明!
ナゾロジー 6月29日 07:00
... imodal Treatment of ADHD (MTA) Study https://doi.org/10.4088/JCP.24m15395 大石航樹Koki Oishi 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。 ナゾロジ ...
ナゾロジー“光を止めて操る" 人工原子を開発
ナゾロジー 6月28日 23:00
... 5V2B2DR1*MTc0MDQ4MTA1Ni44NC4wLjE3NDA0ODEwNTYuMC4wLjExNjExNTcyNjc. 川勝康弘Yasuhiro Kawakatsu ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心が ...
ナゾロジー終末世界の貴重なタンパク源を育てる!デス・ストランディングみたいな「昆虫スーツ」
ナゾロジー 6月28日 22:02
... 、資源も枯渇している状況になれば、人間も共生できる生物を見つけ出す必要があるかもしれません。 リーピンス氏は人間の共生対象として、飼育動物の生餌にされる「ミールワーム」に着目しました。 スタンフォード大学(Stanford University)の2015年の研究と2019年の研究では、一般的なミールワームが日常的に使用されるプラスチック「ポリスチレン」を食べて消化できると報告されています。 「発 ...
ナゾロジー「別にエイムは正確じゃない!?」FPSが上手い人と下手な人は何が違う?
ナゾロジー 6月28日 21:00
... 手がかりにもなり得るのです。 そうした問題意識のもと、中国・上海体育大学(Shanghai University of Sport)の心理学者たちは、FPS経験者と未経験者を比較し、「ゲームの成績を決めている真の要因は何か?」を明らかにしようとしました。 実験では、FPSを2年以上定期的にプレイしている大学生28人と、FPS未経験の大学生35人を対象に、ターゲットを狙う課題が行われました。 画面中 ...
ナゾロジー【若者の充実離れ】若者の退屈感がこの10年間で急増している
ナゾロジー 6月28日 20:00
... 題が当たり前です。面白い動画も毎日配信されています。 私たちが退屈を感じる間など、もはやないと言っていいでしょう。 であるにも関わらず、人々はまったく真逆の感覚を抱いているようです。 カナダのトロント大学(University of Toronto)心理学部に所属するケイティ・YY・タム氏ら研究チームは、アメリカと中国の学生を調査し、過去10年間で若者たちの間で退屈感が急増していることを報告しまし ...
ナゾロジーカフェインを控えすぎると記憶障害になるリスクが「3倍」近く増加すると判明
ナゾロジー 6月28日 18:00
... nd Alzheimer's disease: A BALTAZAR cohort study https://doi.org/10.1002/alz.14169 鎌田信也Kamata Shinya 大学院では海洋物理を専攻し、その後プラントの基本設計、熱流動解析等に携わってきました。自然科学から工業、医療関係まで広くアンテナを張って身近で役に立つ情報を発信していきます。 ナゾロジー 編集部Naz ...
大学ジャーナル耕作放棄地が水害発生を抑制 東京都立大学 京都産業大学など解明
大学ジャーナル 6月28日 17:00
東京都立大学、京都産業大学、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの研究グループは、近年、増加の一途をたどる耕作放棄された農地に、水害発生を抑制する防災効果があることを解明した。農地が放棄されても土地転換などをせず維持することで、防災インフラとしての機能が期待できるとしている。 気候変動の影響で自然災害が増加・激甚化する中、生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)が注目されている。農地や都市緑地 ...
ナゾロジー調査の結果「レジ袋有料化」は環境に逆効果だった!?政策撤廃後も戻らず
ナゾロジー 6月28日 17:00
... されています。 日本でも2020年7月以来、レジ袋の有料化が始まりました。 今でも賛否両論の声が飛び交うこの取り組みは、私たちの行動にどのような影響をもたらしたのでしょうか。 アメリカのカリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)に所属するハイ・チェ氏ら研究チームは、テキサス州の2つの都市で生じた「レジ袋有料化と撤廃」の影響を調べました。 その結果、レジ袋有料化は、客のプラスチック袋の購入の増加に繋 ...
ナゾロジー人類で最初に冷凍保存された男「ジェームズ・ベッドフォード」
ナゾロジー 6月28日 13:00
... nic Suspension https://www.cryonicsarchive.org/library/bedford-condition/ 大石航樹Koki Oishi 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。 ナゾロジ ...
ナゾロジー「過保護」は不安を増大させ人生満足度を低下させる!「愛情」と「過保護」の違い
ナゾロジー 6月28日 12:00
... n)」という形になり、かえって子どもの心を縛ることがあります。 この問題は心理学の分野でもよく研究されており、過保護と愛情の違いやその子どもへの影響が明らかになりつつあります。 そして、イタリアのピサ大学(University of Pisa)のマルティナ・スモルティ(Martina Smorti)氏らの研究チームによる調査では、この一見するとやさしさに見える行動が、子どもから自立の機会を奪い、不 ...
ナゾロジー親指の伸びで「大動脈瘤の有無」がすぐ分かる!?簡単な片手診断テスト
ナゾロジー 6月28日 11:30
... Aneurysm https://www.ajconline.org/article/S0002-9149(21)00311-8/fulltext 大石航樹Koki Oishi 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。 ナゾロジ ...
Forbes JAPAN「カミソリ刃の喉」が症状? 新型コロナ変異株「ニンバス」、夏の感染拡大に注意
Forbes JAPAN 6月28日 08:00
... ルメディアでは非公式の名前も広まり始めている。「ニンバス(Nimbus)」だ。これはたしかに、強力なパスワードめいたNB.1.8.1よりは少しは記憶に残りやすそうだ。カナダのオンタリオ州にあるグエルフ大学のT・ライアン・グレゴリー教授(統合生物学)が5月下旬、X(旧ツイッター)への投稿で使ったのが最初らしい。 ニンバスは「nimble(すばやい)」と「incubus(夢魔)」を組み合わせた言葉のよ ...
ナゾロジー排便は1日〇回が最善!排便回数は腎臓や肝臓にも影響を及ぼす
ナゾロジー 6月28日 07:00
毎日何気なく行くトイレ。 しかし、あなたの便のリズムは本当に適切でしょうか? ワシントン大学(University of Washington)の研究チームは、1400人以上の健康な成人を対象に便通と健康状態の関連を調査し、最良な排便の回数を見出しました。 また、便秘や下痢が続くと、腎機能や肝機能の低下と関連する可能性があることも示しました。 研究の詳細は、2024年7月付の『Cell Repor ...
ナショナルジオグラフィック中国の野望 2035年までに49カ所の国立公園で世界最大を目論む
ナショナルジオグラフィック 6月28日 06:00
... 、こうした公園によって文化的な遺産を保護し、地元経済を活性化し、観光客が中国の多様な自然を体験しやすくなるとしている。 「中国人がこぞって自然を見に行く一方で、外国人観光客はまだ少ない」と、マカオ科技大学の観光学准教授であるジャン・ウェン氏は指摘する。多くの外国人観光客は、北京や上海、西安のような、歴史ある大都市に関心を示している。ただ、ウェン氏は「国立公園のシステムが拡充されれば、状況は変わり、 ...
ナゾロジー【世界初】洞窟に完全適応した「盲目のスズメバチ」を発見!
ナゾロジー 6月27日 23:00
まるで異世界のような闇に支配された場所。そこに「スズメバチ」がいたとしたら? 豪アデレード大学(University of Adelaide)の研究チームはこのほど、同国南部のナラボー平原の地下深くに広がる洞窟で、真っ暗闇の洞窟環境に完全適応したスズメバチを発見しました。 すでに目は退化し、羽の小さくなって飛行能力もなくしています。 その代わり、脚と触角が著しく長くなっており、暗闇で最も重要な「触 ...
ナゾロジー脳波の「ゆらぎ」が「ひらめき」につながっていた
ナゾロジー 6月27日 22:00
短い昼寝の後に、「そうか!」という鮮やかなひらめきを体験したことがある人は多いかもしれませんが、その秘密は浅いウトウトした眠りではなく、もう一段階深い眠りにあるかもしれません。 ドイツのハンブルク大学(Universit〓t Hamburg)などで行われた行った研究によって、「ひらめき」の準備には脳派が「ゆらぎ」のような不規則な状態に変化することが重要である可能性が示されました。 また「実験」でも ...
ナゾロジーがん細胞は神経細胞からミトコンドリアを盗んで増殖のエネルギー源にできる
ナゾロジー 6月27日 21:00
泥棒猫ならぬ泥棒細胞です。 アメリカのサウスアラバマ大学(USA)などの研究チームが行った最新の研究によって、がん細胞が神経細胞からエネルギー生産を担う「ミトコンドリア」を直接受け取ることで、転移能力を劇的に高めていることが世界で初めて明らかになりました。 これまでの常識では、がん細胞は自前のミトコンドリアを使いエネルギーを得ていると考えられていましたが、今回の研究では、腫瘍の周囲に入り込んだ神経 ...
ナゾロジーサルも「親しかった仲間の遺体」に寄り添う!数十年にわたる調査で発見
ナゾロジー 6月27日 20:00
... がたく感じるものです。 私たちは遺体に寄り添う中で、「死」を受け入れ、別れを惜しみ、故人を想いながら時間を過ごします。 では、他の動物たち――とくに私たちと似ているサルたちはどうなのでしょうか? 大阪大学の中道正之名誉教授と山田一憲准教授は、野生ニホンザル集団において、死にゆく仲間や死んだ直後の遺体に対する行動を、1990年からの長期調査に基づいて記録・分析しました。 そして研究の結果、親しい関係 ...
ナゾロジー人工知能を使うと実際の知能は損なわれるのかを科学的に検証
ナゾロジー 6月27日 18:30
アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)で行われた研究によって、文章を書く際にAI(人工知能)に頼りすぎると、脳の活動や認知能力が育たない可能性があることが初めて科学的に示されました。 研究では、成人の参加者がAI(ChatGPT)を使ってエッセイを書く経験を重ねても、同じ時間で自力で頑張って書く練習をしてきた場合に比べて脳の活動が明らかに低く、特に創造性や批判的思考に関わる部分の活性度に差が ...
大学ジャーナル卵子内の亜鉛が「亜鉛スパーク」の誘起と正常な胚発生に必要 麻布大学など解明
大学ジャーナル 6月27日 17:00
麻布大学獣医学部動物繁殖学研究室の影山敦子特任助教、柏崎直巳名誉教授、伊藤潤哉教授らのグループは、岡山大学、徳島文理大学、理化学研究所、東京大学、マサチューセッツ大学との共同研究により、受精後の正常な胚発生に卵子内への亜鉛の取り込みが必要であることを解明した。 近年、不妊症が大きな社会問題となるなか、体外受精などの生殖補助医療技術では依然として出産まで至る割合は低いことが知られる。その原因の一つと ...
Nature Research動物学:笑い声を聞いたボノボは、報酬を期待する可能性が高まる
Nature Research 6月27日 16:40
... 性がある。この感情の伝染??笑いのような感情信号が他者に同様の感情状態を引き起こす現象??は、共感の重要な要素とされている。 Sasha WinklerとErica Cartmillら(カリフォルニア大学ロサンゼルス校〔米国〕)は、アイオワ州デモイン(Des Moines)のApe Cognition and Conservation Initiativeで、4頭のボノボ(14歳の雌のMali、1 ...
ナゾロジー戦争に「賛成or反対」は「自己愛の4タイプ」のどれかで決まる可能性
ナゾロジー 6月27日 12:00
... は時に必要だ」と考える人と、「平和を守りたい」と願う人。 この違いは、単なる政治的立場の違いではなく、深層心理の“性格特性"に関係している可能性があります。 ポーランドのステファン・ヴィシンスキ枢機卿大学(UKSW)の最新研究で、戦争への支持は、誇大的なナルシシズム(自己愛)傾向と強く結びついていることが明らかになりました。 研究の詳細は2025年3月31日付で学術誌『Personality an ...
ナゾロジー夏だけはカフェインを運動前ではなく"運動中"に摂取すべき理由
ナゾロジー 6月27日 11:30
運動前のカフェイン摂取がパフォーマンスを向上させることは、運動が好きな人やアスリートの間では広く知られた事実です。 ところが、筑波大学の研究チームは、「暑い夏」に限ってはこの常識を見直す必要があるかもしれないことを報告しています。 研究では、暑熱下での運動中にカフェインを摂取すると、従来の運動前摂取よりも効果的にパフォーマンスを高めることができました。 この成果は、2025年6月23日付の『Med ...
日経メディカル切除可能な食道扁平上皮癌でcT2以下やBMI高値の症例では根治的化学放射線療法が選択肢になる可能性【日本食道学会 2025】
日経メディカル 6月27日 11:15
... S)を示す可能性が示された。JCOG1109試験の術前DCF療法群と、JCOG0909試験(dCRT±サルベージ手術)を統合解析した結果、上記のサブグループでは、dCRTが術前DCF療法に対して非劣性とみなし得るハザード比が確認された。6月25日から27日にかけて京都市左京区で開催された第79回日本食道学会学術集会で、京都大学大学院医学研究科頭頸部腫瘍先進治療学講座特定講師の野村基雄氏が発表した。
Forbes JAPAN英語の習熟度を「脳波」で測定、より客観的な指標になるか
Forbes JAPAN 6月27日 09:15
... たりといろいろな「障害」に邪魔される。そんな苦労はもうなくなるかもしれない。脳波を測るだけでその人の英語(第二外国語)のレベルがわかるとしたら、こんなに楽なことはない。 語学教育関連企業の進鳳堂と大阪大学は共同で「英語学習時の脳波(EEG)データを活用し、学習者の英語習熟度を非侵襲的かつ迅速に評価する新たな手法」の研究を行っているが、同研究成果を記した論文『Identifying english ...
毎日新聞「非常勤講師は使い捨て」 東京造形大講師、12年間講義も雇い止め
毎日新聞 6月27日 07:00
... いになった。 松本さんは大学で、新入生や留学生への日本語表現に関する講義を12年間担当。1年更新の有期雇用契約を繰り返してきた。しかし2023年2月下旬、次年度の契約はないことを知らせる通知書と、冒頭の言葉が書かれた学長からの書面が届いた。 「1年間休まないか」 13年に施行された改正労働契約法(労契法)では、労働者は有期契約が5年を超えると、無期雇用に転換できる権利を得る。大学教員など研究職の場 ...
ナゾロジー「好きな匂い」は文化や民族で変わらない? 全人類が好きなのはあの香り
ナゾロジー 6月27日 07:00
... tures https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(22)00332-3 大石航樹Koki Oishi 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。 ナゾロジ ...
朝日新聞恐竜時代の海「イカだらけ」と判明 定説に反する化石を北海道で発見
朝日新聞 6月27日 06:30
【動画】白亜紀の岩石をまるごと3次元データにしたCG=北海道大学の伊庭靖弘准教授らの研究チーム提供現代のアオリイカ。白亜紀の海にもよく似た姿のイカが多数いたことがわかった [PR] 恐竜がいた白亜紀時代、海の中はイカだらけだった――。こんな研究成果を、北海道大学などの研究チームが科学誌サイエンスに26日、発表した(https://doi.org/10.1126/science.adu6248)。ア ...
科学新聞マラリア原虫と免疫細胞 攻防重ね共進化
科学新聞 6月27日 05:58
大阪大学微生物病研究所の迫口瑛史助教(研究当時)、荒瀬尚教授、岩永史朗教授らの研究グループは英国オックスフォード大学と共同で、熱帯熱マラリア原虫とナチュラルキラー(NK)細胞が、それぞれ感染赤血球表面タンパク質と受容体を介して、互いに認識・攻防する共進化を遂げてきたことを明らかにしたと発表した。熱帯熱マラリアは感染赤血球上に発現させたタンパク質「RIFIN」をNK細胞に認識させて免疫を回避。それに ...
科学新聞菱山豊氏に聞く日本のライフサイエンスの今後
科学新聞 6月27日 05:57
『ライフサイエンスをめぐる倫理的・法的・社会的課題 医療と科学の進歩は幸福をもたらすか』(A5判216頁、2700円<税別>ナカニシヤ出版刊)の著者である菱山豊氏は、東京大学医学部保健学科卒業後、1985年に科学技術庁に入庁し、2021年に文部科学省を退官するまで、生命倫理・安全対策室長、ライフサイエンス課長、科学技術・学術政策局長などを歴任し、日本医療研究開発機構(AMED)の立ち上げを行うとと ...
読売新聞1億年前の地層から大量のイカ化石、新技術で「発掘」…「白亜紀にイカが繁栄していたとは衝撃」
読売新聞 6月27日 03:00
... 表した。イカは、恐竜が絶滅した6600万年前以降に増えたとこれまで考えられていたが、当時の海でアンモナイトを上回る数が生息していたとみられるという。論文は27日、科学誌サイエンスに掲載される。 北海道大学 硬い殻がないイカは化石になりにくいうえ、くちばしの化石は数ミリ・メートル程度と小さく、発見が難しかった。 チームは、岩石を20分の1ミリ・メートルの薄さで削り、断面を撮影していくことで中の化石の ...
日経メディカル治療方針は患者と生成AI、医療者からなる「新たなチーム医療」で決める時代に
日経メディカル 6月26日 23:45
生成AIの急速な進歩と普及により、医師の学びや日々の診療が変わりつつある。「生成AIの普及に伴い、誠実さや思いやり、教育力に加え、患者を巻き込み医療に関する様々な判断を行うチーム構成力が医師には求められる」と説く秋田大学大学院医学系研究科医学教育学講座教授の長谷川仁志氏に、近い将来の医療の形や、医学教育の理想像を展望してもらった。(敬称略)
日経メディカル診療所にも義務付けられている医療安全確保のための指針、約5割が作成せず
日経メディカル 6月26日 23:45
東京慈恵会医科大学の青木拓也氏 診療所は地域のプライマリ・ケアにおいて重要な役割を果たす一方、その患者安全管理体制の運用状況については研究が少なく、不明な点が多い。 東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター臨床疫学研究部准教授の青木拓也氏は、第16回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(会期:2025年6月20〜22日、開催地:札幌市白石区)で、診療所管理者に対するアンケート調査の結果を発表し、診 ...
日経メディカル2型糖尿病における冠動脈疾患の有無を予測するAI
日経メディカル 6月26日 23:45
... be.com 2型糖尿病(T2DM)は、冠動脈疾患(CHD)の主要なリスク因子であることが知られており、その同定は重要である。CHDの診断には冠動脈造影(CAG)が広く用いられるが、カテーテルを血管内に挿入し、造影剤を用いて冠動脈を映し出すため、侵襲的な手法である。中国の重慶医科大学の研究チームは、T2DM患者におけるCHDを予測する機械学習モデルを開発し、その成果をFrontiersに発表した。
日経メディカル癌治療の臨床試験では全生存やQOLの直接評価が少ない
日経メディカル 6月26日 23:45
Thanadon88/stock.adobe.com 米国Texas大学MD Anderson癌センターのAlexander D. Sherry氏らは、2002〜24年に行われた第3相臨床試験のうち、癌治療分野で優位性を示すデザインの研究を選び出し、患者にとって重要な全生存やQOLについて報告した試験の割合を検討するメタ疫学研究を行ったところ、代替エンドポイントでの優位性を示しただけで、全生存やQ ...
ナゾロジー1歳女児の頭蓋内から「未発達の胎児」が摘出された異例のケース
ナゾロジー 6月26日 23:00
... ovo Gain in Genetic Copy Number https://n.neurology.org/content/100/9/444 大石航樹Koki Oishi 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。 ナゾロジ ...
ナゾロジー【折り紙×切り紙】日本の伝統技術の融合で"伸びる電子回路"を実現
ナゾロジー 6月26日 22:00
折り紙や切り紙といえば、世界中で知られている日本の伝統技術です。 その美しさと機能性から、近年では工学や建築の分野でも注目を集めています。 そんな中、早稲田大学の研究チームがこの2つの技術を融合させた新しい構造「キリオリガミ構造(Kiri-origami structure)」を開発しました。 そしてこの技術を用いることで、硬く曲げに弱い電子素子を多数実装できる柔軟な電子回路を実現しました。 本研 ...
ナゾロジー「脳のかたち」は親子で似る!父親似・母親似の領域をそれぞれ発見
ナゾロジー 6月26日 20:00
親子の顔や性格は似ることがあります。 では、人の思考や感情を生み出す「脳」は、親と似るのでしょうか? もし似るなら、父親と母親、どちら似でしょうか? この素朴な疑問に対して、東北大学の研究チームが新たな答えを提示しました。 そして子どもの脳の構造には「父親に似る部分」「母親に似る部分」「両親に似る部分」「どちらにも似ない部分」が存在し、そのパターンは子どもの性別によって異なることを明らかにしたので ...
デイリースポーツ博士課程生活費支援は日本人のみ
デイリースポーツ 6月26日 18:22
文部科学省は26日、大学院博士課程の学生に生活費や研究費を年に最大290万円支給する制度について、生活費の支援対象を日本人に限定する方針を固めた。これまでは支援内容に国籍による差を設けていなかったが、昨年度の受給者の4割を留学生が占めることが国会で問題視され、有識者会議で対応を議論していた。 文科省はこの日の会議で「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」の変更案を提示。「日本人学生の経 ...
47NEWS : 共同通信博士課程生活費支援は日本人のみ 留学生は研究費に限定、文科省
47NEWS : 共同通信 6月26日 18:19
文部科学省は26日、大学院博士課程の学生に生活費や研究費を年に最大290万円支給する制度について、生活費の支援対象を日本人に限定する方針を固めた。これまでは支援内容に国籍による差を設けていなかったが、昨年度の受給者の4割を留学生が占めることが国会で問題視され、有識者会議で対応を議論していた。 文科省はこの日の会議で「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」の変更案を提示。「日本人学生の経 ...
ナショナルジオグラフィックベラ・C・ルービン天文台の“怪物望遠鏡"が挑む4つの大きな謎とは
ナショナルジオグラフィック 6月26日 18:00
... by Tom〓s Munita)[画像のクリックで別ページへ] 既存の望遠鏡では、それほどまで遠くにある「存在するかもしれない惑星」のかすかな輝きを捉えられない。しかし、英国北アイルランド、クイーンズ大学ベルファストの天文学者メーガン・シュワンブ氏によれば、ルービン天文台は稼働開始から1〜2年以内に「第9惑星」を発見する可能性があるという。科学者たちは夜空の捜索範囲をすでに割り出している。 次ペー ...
ナゾロジー恐竜は信じられてきたよりも「4倍遅かった」かもしれない
ナゾロジー 6月26日 18:00
... スピードで獲物を追いかける姿は、多くの人の脳裏に焼き付いているはずです。 でも実際は、彼ら恐竜たちのスピードは私たちが思っているほど速くなかったかもしれません。 イギリスのリヴァプール・ジョン・ムーア大学(LJMU)の研究チームは、現代の「走る鳥類」を使った実験により、これまで化石の足跡から推定されていた恐竜のスピードが過大評価されていた可能性があると発表しました。 特に、二足歩行の恐竜ではその傾 ...
ナゾロジーウミウシが「盗んだ葉緑体」を使いこなせる秘密を解明!
ナゾロジー 6月26日 17:00
... ではありません。 実際に葉緑体を使って光合成をし、自らの生命活動に役立てているのです。 しかし長年の謎がありました。 「盗んだ葉緑体を、どうやって体内で機能させているのか?」 この疑問に、米ハーバード大学(HU)の研究チームがついに答えを見つけました。 盗んだ葉緑体を動かし続ける秘密は、ウミウシの体内にある“未知の細胞小器官"にあったのです。 研究の詳細は2025年6月25日付で科学雑誌『Cell ...
大学ジャーナル銭湯が高齢者の心理的ウェルビーイングや地域参加意識の向上に寄与 畿央大学
大学ジャーナル 6月26日 17:00
畿央大学大学院健康科学研究科の仲村渠亮客員研究員、健康科学研究科の高取克彦教授・松本大輔准教授らは、大阪市西成区における高齢者の健康行動と地域資源の活用実態に着目。地域コミュニティの場としての銭湯利用が、高齢者の健康維持・増進に関係するソーシャル・キャピタル(社会関係資本)となりうるか調べた。 ソーシャル・キャピタルは「人々の協調行動を活発にすることによって社会の効率性を高めることができる『信頼』 ...
Forbes JAPANおおかみ座に「新星」出現、300万倍の増光で肉眼観測も可能 どこに見える?
Forbes JAPAN 6月26日 13:00
... るさを増している。「V462 Lupi」と呼ばれているこの新星は現在、通常時の330万倍の輝きを放ち、北緯40度付近より南の地域からなら肉眼でも見える。 新星が見つかったのは6月12日。米オハイオ州立大学が運営する世界各地の20台のロボット望遠鏡を用いた観測ネットワーク「ASAS-SN:All-Sky Automated Survey for Supernovae(超新星全天自動サーベイ)」によっ ...
ナゾロジー【ヨルトカゲ】メキシコにいたのに隕石衝突を生き延びていたと判明
ナゾロジー 6月26日 12:00
... した。 当時の地球にいた生物種のおよそ75%が姿を消したとされます。 しかし、そんな“死の中心地"とも言えるメキシコ・ユカタン半島の近くで、とある小さなトカゲが奇跡的に生き延びていたことが、米イェール大学(YU)の最新研究で明らかになったのです。 その生き残りの主は「ヨルトカゲ(Night lizard)」と呼ばれる夜行性の爬虫類。 彼らはまさに隕石が落ちた地域の近くで暮らしていたにもかかわらず、 ...
Nature Researchコンピューターサイエンス:コンピュータービジョンの研究が監視技術にどのように活用されているか
Nature Research 6月26日 10:30
... ービジョン技術が主に大規模監視の開発に利用されていることに対する懸念が高まっている。コンピュータービジョンと監視技術との関連性を調査するため、Pratyusha Ria Kalluri(スタンフォード大学〔米国〕)とAbeba Birhane(トリニティカレッジ・ダブリン〔アイルランド))らは、1990年から2020年までの長期にわたるコンピュータービジョン学会(Conference on Com ...
ナゾロジーストレス後にゲームをプレイすると「心身のリラックス効果」が得られる
ナゾロジー 6月26日 07:00
... 」と感じています。 では実際に、ゲームをすると心と身体のストレスは減っているのでしょうか? そして、もしそれが暴力的な内容のゲームだったとしても、リラックス効果は得られるのでしょうか? ルクセンブルク大学(Universit〓 du Luxembourg)の研究チームが、被験者に暴力的なゲームと非暴力的なゲームをプレイさせて、その効果を検証しました、 研究の詳細は2025年3月の学術誌『Inter ...