検索結果(患者 | カテゴリ : サイエンス)

76件の検索結果(0.015秒) 2025-12-16から2025-12-30の記事を検索
大学ジャーナル集中治療室の「働きやすさ」には光・音環境が重要 東京科学大学が調査
大学ジャーナル 17:00
... 中治療室(ICU)は、生命の危機に直面する重症患者に対して 24 時間体制で集中的治療を行う場所で、医療従事者にかかる負担も極めて大きい。ICUの多くの医療機器(生体情報モニタ、人工呼吸器など)は作動音やアラーム音も大きく、室内環境の質が懸念されてきた。しかし、これまでICUの室内環境の質を包括的に検証した事例はほとんどなかった。 そこで研究グループは、患者のベッドが壁で仕切られていないオープンフ ...
Forbes JAPAN全米でインフルエンザ感染が急増 ウイルスの約9割が新変異株「K亜系統」
Forbes JAPAN 08:00
... 染者数が急増していると警告した。同州では先週時点で7万1000件以上の症例が報告され、1週間で記録された症例数としては過去最多となった。この傾向は全米規模で広がっており、ほぼすべての州でインフルエンザ患者数がここ1カ月間で急増している。 保健当局は、これらの症例の多くが「K亜系統」と呼ばれる新たな変異株による可能性を懸念している。K亜系統は既存の免疫反応を回避できる、やや毒性の強い株だとみられてい ...
大学ジャーナル電子カルテ「文章」のAI解析でがん化学療法の副作用を抑制する既承認薬の探索が可能に
大学ジャーナル 07:00
... する研究を進めてきた。 研究グループは今回、電子カルテの自由記載に対して、日本語の医療関連表現に対応したNLPを適用し、がん化学療法に伴う主観的な副作用(口内炎、末梢神経障害など)を、5万6千人規模の患者集団で定量的に評価した。 その結果、既存の高血圧治療薬であるアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)がフルオロピリミジン系薬による口内炎を抑制し、睡眠薬ラメルテオンが白金製剤による末梢神経障害を ...
日経メディカルOTC類似薬の患者負担、27年3月にも実施
日経メディカル 29日 22:15
OTC医薬品と同一成分を含む医療用医薬品、いわゆるOTC類似薬を巡り、患者に追加負担を求める新たな仕組みが2027年3月にも導入される見通しとなった。厚生労働省の社会保障審議会医療保険部会は2025年12月25日、OTC類似薬について、患者に「特別の料金」を求める仕組みを、保険外併用療養費制度の枠組みの中に創設すべきだとの意見をまとめた。
47NEWS : 共同通信食道がんウイルス製剤申請 抗がん剤使えぬ人、世界初
47NEWS : 共同通信 29日 16:32
... 治療ができない患者への活用が期待される。 岡山大の藤原俊義教授らが開発したウイルス製剤が「テロメライシン」。風邪ウイルスの一種であるアデノウイルスの遺伝子を組み換え、がん細胞だけ攻撃するようにした。ウイルスは1日で10万~100万倍に増殖してがん細胞を破壊、さらに放射線治療の効果を高めることができたという。 チームは2002年から研究を開始。20年からは、抗がん剤治療や外科治療が難しい患者を対象に ...
読売新聞「ここからが、まさに胸突き八丁」「iPS細胞による治療を必ず患者さんに届けられるよう頑張っていきたい」…山中伸弥教授
読売新聞 29日 08:49
... などの支援のあり方ではないか」 「生理学・医学賞の分野で言えば、医学部を卒業後、研究をする人が以前よりもかなり減っている。日本の生命科学分野の将来を考えると、これは非常に大きな痛手だと思う」 ――患者らはiPS細胞による治療を待ち望む。 「臨床応用の実現に向けては、ここからが、まさに胸突き八丁。一番大変なところに差し掛かっている。iPS細胞による治療を必ず患者さんに届けられるよう頑張っていきたい」
日経メディカル回避可能な入院が多い自治体に足りないものは?
日経メディカル 28日 23:45
... ビリテーションの施設数が多く、財政基盤が堅固であることが、北海道の観察研究で示された。結果は、12月1日のJAMA Network Open誌電子版に掲載された。 ACSCによる入院は、医療費の増大や患者の自立機能の低下につながる。したがって、特に高齢者でACSCによる入院を防ぐことは極めて重要であり、高齢者がACSCにおいて適切な外来診療を受けられる環境を確立する必要がある。そこで、高齢者のAC ...
大学ジャーナル認知症などと見分けにくい「治療可能な病気」を見逃さない画像識別AIを開発
大学ジャーナル 28日 17:00
... れた。 この研究成果は、治療効果が期待される患者の見逃しを減らすための診断支援技術として極めて有用である。MRI画像のみを用いるため、患者に新たな負担をかけることなく既存の医療体制に導入できる点も利点といえる。 今後は、多施設での検証や医療現場での実証を進め、診断支援ソフトウェアとしての実用化を目指すとしている。本技術の普及により、これまで診断が難しかった患者にも適切な治療の機会を提供できるように ...
日経メディカル過去1年で「入院の必要性が低い患者」を受け入れた医師は45%、その理由は
日経メディカル 28日 06:00
... )退院できる人を入院させたままにする(出口を絞る)──の2パターンに分けられる。前編では、(1)について主に取り上げる。 今回の調査で、「過去1年間で入院の必要性が低い患者を入院させた経験はあるか」と尋ねたところ、「ある」と回答した医師はおよそ半数となる45%だった(図1)。 図1 過去1年間で入院の必要性が低い患者を入院させた経験はありますか (n=5323、入院患者を担当していない医師を除く)
47NEWS : 共同通信小児外科で事故相次ぎ、手術停止 健康な臓器摘出も、名古屋大病院
47NEWS : 共同通信 27日 18:54
... に手術中の医療事故が相次ぎ、管理体制に重大な懸念が生じたとして、今月9日から同科での手術を一時停止していると明らかにした。再開時期は未定。 病院によると、23年、内視鏡手術中に患者の健康な腎臓を誤って摘出した。今年、手術中に患者が心停止し、そのまま亡くなった。今月に入り、効能について誤った認識を持ったまま薬剤を手術で使った事例も発覚。手術停止を決めたという。 停止中は他院に移して手術する。名大病院 ...
大学ジャーナル家庭での血圧測定を「続けにくい」人 京都大学とオムロンヘルスケアが30万人分のデータからAI予測
大学ジャーナル 27日 17:00
... 慣の改善を継続すること(アドヒアランス)は極めて重要である。特に高血圧は、心血管疾患の最大のリスク要因とされており、その管理には家庭での日々の血圧測定を継続することが欠かせない。しかし実際には、多くの患者が途中で測定を中断してしまうことが課題となっている。 本研究では、オムロンヘルスケア株式会社が保有する約30万人分、1億9千万件を超える家庭血圧測定データを活用し、測定の継続性を予測するAIモデル ...
ナゾロジー人間の視覚には「空気を読む」ための“第3の回路"があるようだ
ナゾロジー 26日 21:00
... か」を見分けるルートです。 もう一つは、物体が「どこにありどう動くか」を扱うルートです。 この二重の視覚モデルは視覚脳研究の基本となり、実際に脳損傷の症例でも「物は認識できるが位置がわからない」患者とその逆の患者が報告され、2経路の存在が支持されてきました。 しかし視覚情報は本当にこの2経路のみが全てを担当しているのでしょうか。 たとえば教室に入った瞬間、友達の表情やしぐさから「今話しかけても大丈 ...
47NEWS : 共同通信遺伝子要因の痛風も予防できます 個人目標設定し生活改善を
47NEWS : 共同通信 26日 19:02
... 発表した。早野貴美子防衛医大教授は「個人差を踏まえた目標を決めて看護師らが支援することで、患者の納得感や意欲にもつながる」としている。 痛風は、生活習慣病の一つだが、遺伝による影響も大きいことが分かっていた。 チームは日本人9244人を対象に尿酸の排出に関わる遺伝子「ABCG2」の変異を調査。すると高尿酸血症患者全体の約30%は変異の影響で発症したことが分かった。これは肥満(約22%)や多量飲酒( ...
日経メディカル「薬剤師ぐんぐん研修」無料体験会の開催決定!
日経メディカル 26日 14:45
... 6年2月から開講する「日経DI 薬剤師ぐんぐん研修」(関連記事:「薬剤師ぐんぐん研修」を開講します!)。「事前課題」→「講義」→「症例検討」を繰り返す、オリジナルの「ぐんぐんメソッド」により、目の前の患者にとって必要な薬学管理を的確にアセスメントし、判断、実践できるスキルを養う本研修の無料説明会を、12月に引き続いて2026年1月にも開催します。 1月13日(火)に開催する第3回無料説明会は、これ ...
日経メディカル認知症のモヤモヤに答えます
日経メディカル 26日 12:15
... い方 2025/12/22 【認知症のモヤモヤに答えます】その2 これは「アルツハイマー病」? 見逃してはいけない認知症の鑑別診断 2025/12/23 【認知症のモヤモヤに答えます】その3 「診断はできた、薬はどうする?」抗認知症薬との上手な付き合い方 2025/12/24 【認知症のモヤモヤに答えます】その4 「患者が家族に暴力」にどう対応…? BPSDへの治療アプローチ 2025/12/25
日経メディカルアクションリスト、「やらないと生き残れない」
日経メディカル 26日 08:45
... 主体的に行動すべきだと訴えた。 岩月氏は、日本社会が直面する課題として人口減少を挙げた。2070年の総人口は約8700万人まで減少するとされ、さらに減る可能性もある。また、2050年までに人口が減少する市町村は全体の96%に上り、多くの地域で入院患者数や外来患者数は既にピークを過ぎている。一方で薬局数は増え続けており、「患者が減っているのに薬局が増えるのは、一般的な市場では考えにくい」と指摘する。
日経メディカル情けは人のためならず、休みのためなり
日経メディカル 25日 23:45
「いいです、いいです。私がやりますよ」。 気付けば、そう口にしていた。 ある日、整形外科病棟にはあまり来ない電解質異常を来した患者が入院してきた。どう治療すればよいのか困っている様子の同僚を見て、ここぞとばかりに自ら手を挙げ、管理を引き受けた。 救急・集中治療での研修を経て、整形外科で働いている自分としては、こういうちょっとした場面で同僚から頼られたり、あるいは自分から得意分野の業務を買って出られ ...
日経メディカルアナフィラキシーに初のアドレナリン点鼻製剤
日経メディカル 25日 23:45
... り、国内では自己注射薬(エピペン)のみがアナフィラキシー反応の補助治療の適応で承認されている。アナフィラキシーと診断あるいは強く疑われた場合には、直ちにアドレナリンを投与する必要があるが、既存の製剤は患者あるいは保護者等による筋肉内投与が必要であり、より簡便な治療法が求められていた。 ネフィーは、国内初のアドレナリン点鼻製剤である。アドレナリンは、交感神経α受容体を介した末梢血管収縮作用、β1受容 ...
47NEWS : 共同通信感染被害の男性「命守る意識を」 薬害エイズ訴訟30年を前に講演
47NEWS : 共同通信 25日 19:41
... 対的な正義が残ってほしい」と職員に求めた。 講演したのは、花井十伍さん(63)。血友病と診断され、1980年代に血液製剤によってHIVに感染した。訴訟原告団に加わり、薬害根絶に関わった歩みを振り返り「提訴時は自分も数年で死ぬと思っていた。行政職員は医療現場を知ることが大事」と訴えた。 血友病患者が使用する血液製剤にHIVが混入し、投与された1400人以上が感染、約700人が亡くなった。 厚生労働省
47NEWS : 共同通信OTC類似薬、27年負担増へ ロキソニンやアレグラなど
47NEWS : 共同通信 25日 18:55
... でまとめた。対象の77成分は解熱鎮痛剤ロキソニン錠や、花粉症治療に使われる抗アレルギー薬アレグラ錠など約1100品目が該当する。公的医療保険を適用したまま薬剤費の25%を上乗せする。子どもや難病、がん患者らは追加料金を求めない。 25日の社会保障審議会部会が了承した。現役世代の保険料軽減が狙い。株式配当などの金融所得を医療保険料や窓口負担に反映させる仕組みの徹底や、保険適用による出産無償化なども盛 ...
ナゾロジーAIが「事故」と分類されていた病院の書類から「DV」を発見
ナゾロジー 25日 11:30
... 目次 病院の分類ミスにより「家庭内暴力」が見逃されるAIは膨大な書類からどのように「暴力」を見つけるのか 病院の分類ミスにより「家庭内暴力」が見逃される 救急外来では、患者が到着するとまず初期評価が行われます。 この際、看護師や医師は患者から聞き取った内容をもとに、受傷理由や状況を短い文章として記録します。 問題は、病院側のノートに暴力を示す手がかりが書かれているのに、後から付けられる分類ラベルが ...
日経メディカル長期収載品の価格差2分の1以上への改定が濃厚
日経メディカル 25日 03:45
... 診療報酬改定に向けて、長期収載品の選定療養をテーマに議論した。厚生労働省は現在、後発医薬品と長期収載品の価格差4分の1となっている患者負担水準を、2分の1以上とする方向で検討するよう提案し、委員から異論はなかった。具体的な割合は予算編成過程を経た上で取りまとめられるが、患者負担は倍になる可能性が高まった。 なお、長期収載品を使用する医療上の必要がある場合や、後発品の在庫状況等で後発品を提供すること ...
日経メディカル「患者が家族に暴力」にどう対応…? BPSDへの治療アプローチ
日経メディカル 24日 23:45
日経メディカル Onlineでは毎月、「現場のモヤモヤに答えます」と題した連載(ミニ特集)を掲載。気鋭の臨床医監修のもと、コモンな疾患・症状を取り上げ、現場のお悩み解消に向けたヒントをご提供します。 今回のテーマは「認知症」(編集幹事:山田悠史)。全4本から成るミニ特集で認知症のモヤモヤに答えます。本稿では、BPSDに対する治療アプローチについて解説します。(編集部)
日経メディカル税金・交通費などが減る! 患者に案内したい障害者手帳のメリット
日経メディカル 24日 23:45
私たち医療従事者は疾患そのもののケアに集中しがちですが、患者さんが退院後、あるいは通院を続けながら地域で生活していく上では、治療と同じくらい経済的安定や社会参加が重要になります。そんな生活を支えるための公的なツールの一つに「障害者手帳」があります。 障害者手帳には、身体の機能の障害があると認定された人における「身体障害者手帳」、一定以上の精神障害があると認定された人における「精神障害者保健福祉手帳 ...
日経メディカル「お姉様看護師」たちが残してくれたもの
日経メディカル 24日 23:45
当院の看護師は皆、優秀だと思っている。声掛けなどが優しいし、医師の診療介助も患者への対応も、てきぱきしていて無駄がない。しかも先を読んで行動し、あっぱれ。見事である。時には院長や私の言葉が足りない部分をフォローし、患者に安心を与える。整理整頓、掃除もプロかと思うほど徹底している(一番散らかっているのが院長室だ)。
47NEWS : 共同通信余命1カ月の待機者優先へ 心臓移植の選定、来春変更
47NEWS : 共同通信 24日 19:22
... している患者のうち、余命が1カ月以内と予測される60歳未満の人に最優先で臓器をあっせんする新たな選定基準を、来年3~4月に導入するとの見通しを示した。待機中に死亡する事例の減少につなげる。 従来の基準では、人工心臓を装着する患者らを優先してきたが、同じ優先枠で待機する人が多くいた。一方、緊急性の高い病状でも、順位に考慮されない仕組みだった。 関連学会などの議論を踏まえ、今年3月に最優先する患者の枠 ...
日経サイエンス神経は再生する
日経サイエンス 24日 18:24
... る場合が多く,損傷した神経の間に別の神経を挿入する「神経移植」などの方法が開発された。 時とともに,末梢神経の損傷のなかに他よりも修復しやすいものがあることがわかった。負傷のタイミングと位置,大きさ,患者の年齢などの要素が治療の成否を大きく左右する。神経が切断された場合よりも,押し潰された神経のほうが修復されやすく,神経の標的組織の近くに生じた末端の傷のほうが,遠く離れた場所に生じた損傷よりも機能 ...
47NEWS : 共同通信肝障害治療の未承認薬、治験終了 小児腸管不全で東北大
47NEWS : 共同通信 24日 16:59
... 」と話した。 チームによると、腸管切除や腸機能が低下した場合、点滴による静脈栄養が欠かせない。ただ体内で合成できない必須脂肪酸を大豆油由来の脂肪乳剤で長期間補給すると肝臓に負担がかかり、肝硬変などのIFALDにつながるリスクがある。 欧米など35カ国以上では栄養補給用として肝臓に優しい魚油由来の脂肪乳剤が承認されている。だが患者数が限られる国内では治験が進まず使えない「ドラッグロス」が続いていた。
毎日新聞画像に不適切操作か アルツハイマー病研究論文を撤回 米科学誌発表
毎日新聞 24日 15:57
... 正確に反映されていないことが判明した。 脳内で異常なたんぱく質「アミロイドベータ(Aβ)」が神経細胞の周辺に複数集まって「オリゴマー」になると、神経への毒性が強まり、細胞が死滅する。これによって認知症患者の約7割を占めるアルツハイマー病を発症するとされている。 Advertisement この論文では、10個ほどのAβが集まったオリゴマーの一種をマウスや培養細胞に入れると、神経伝達の働きに特徴的な ...
日経メディカルOTC類似薬、薬剤費4分の1を追加負担へ
日経メディカル 24日 14:15
自民党と日本維新の会は2025年12月19日、OTC医薬品と同一成分を含む医療用医薬品、いわゆるOTC類似薬について、薬剤費の一部を患者が追加で負担する仕組みを導入することで合意した。保険適用は維持したまま、薬剤費の4分の1を「特別の料金」として患者に求める。2026年度中の制度開始を目指し、来年の通常国会に関連法案を提出する方針だ。
47NEWS : 共同通信高額療養費、最大38%上げ 政府、月額上限の負担増
47NEWS : 共同通信 24日 12:41
... せし、月約11万円となるケースがある。医療機関の収入である診療報酬は、人件費などを大幅に増額し全体で2.22%のプラス改定とする。 高額療養費は昨年、政府が自己負担の上限額引き上げ方針を決めたが、がん患者団体などの反発で全面凍結した。今回は厚労省の専門委員会での議論を踏まえ、引き上げ幅を小さくして見直す。 政府は、26年8月に月々の上限額を年齢や年収に応じて約4~7%引き上げ、27年8月にも所得区 ...
日経メディカル【漫画】薬はどこへ?実はこんなところに!?
日経メディカル 24日 00:45
薬局では、毎日のように患者さんから問い合わせの電話がかかってきます。その中で時々あるのが、「もらった薬がなくなってしまった」という相談です。 薬袋ごとなくなってしまうこともあれば、家で確認したら「この薬だけ入ってない」というパターンも。丸ごとなくなってしまっているのであれば、どこかに置き忘れた可能性が高いのですが、1種類だけないとなると「もしかして渡し忘れ!?」と、一気に冷や汗が出てきます。薬は一 ...
日経メディカル術後の急性腎障害は予防策で減らせる
日経メディカル 23日 23:45
... 害(AKI)リスクの高い大規模な手術後の患者を対象に、KDIGOガイドラインに基づく予防策を適用して術後72時間以内のAKI発症率を減らせるかを調べるランダム化比較試験「BigpAK-2」を行ったところ、介入群では有害事象のリスクを増やすことなく、AKIを減らすことができたと報告した。結果は2025年11月13日のLancet誌電子版に掲載された。 AKIは患者死亡や慢性腎臓病(CKD)に至るリス ...
日経メディカル「これって自閉スペクトラム症?」に自信を持って診療するためのテクニック
日経メディカル 23日 23:45
... の特徴が大きく異なるため、本当にASDと診断を下してよいのか迷う場面も多いと思います。 一般小児科医にとって重要なのは、診断を急ぐことではなく、患者や家族に対して適切な情報提供と疾病教育を行い、専門医につなげる症例かどうかを判断することです。さらに言えば、患者や家族が抱える不安を受け止めること、これはかかりつけ医ならではの大きな武器でもあります。今回は、一般小児科医やかかりつけ医が実践できる「AS ...
日経メディカル心血管疾患二次予防、LDL-C<70mg/dLを提言
日経メディカル 23日 23:45
動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)の二次予防を目的とした、LDLコレステロール(LDL-C)の管理に関するコンセンサス・オピニオンが正式発表された。日本動脈硬化学会の「ASCVD患者の脂質管理に関するワーキンググループ」が編集作業を進めていたもので、2025年12月22日に、同学会の学会誌であるJournal of Atherosclerosis and Thrombosis誌のウェブサイトに掲出 ...
47NEWS : 共同通信【独自】「高額療養費」年間上限53万円 来年8月新設、平均的な所得層で
47NEWS : 共同通信 23日 21:41
医療費の自己負担の上限額を一定に抑える「高額療養費制度」を見直す政府案が判明した。2026年8月から、がんなど長期間治療する患者の負担増に配慮して新たに年間上限額を設け、平均的な「年収約370万~770万円」の所得区分では53万円とする。一方で現行の月額上限約8万円は5700円引き上げる。27年8月には所得区分の細分化により約3万円増の約11万円となる人もいる。関係者が23日、明らかにした。 政府 ...
47NEWS : 共同通信【独自】アレグラ、ロキソニンに追加料金 市販類似薬、負担25%上乗せ
47NEWS : 共同通信 23日 21:00
... 26年度中に実施する。 対象の医薬品には、皮膚保湿剤のヒルドイドゲルや鼻炎薬のアレジオンなどが含まれる。他にも、一部の湿布薬や胃腸薬に上乗せ料金が求められる。慢性疾患患者や低所得者などには負担を抑える配慮策を講じる方針だが、負担増となる患者から反発が上がる可能性がある。 見直しは、医療保険からの給付費削減などを掲げる日本維新の会が主張し、77成分の約1100品目を対象に上乗せ料金を求めることで自民 ...
ナゾロジークリスマス時期は「男性器が折れる」事故が発生しやすい
ナゾロジー 23日 18:00
... す。 発症後は早急に治療しないと、その後も慢性的に痛みが続いたり、勃起不全などの後遺症が残る恐れもあります。 クリスマスに男性の「陰茎折症」は増える? / Credit: canva そこでチームはドイツのGeRmAn全国入院患者データ(GRAND)をもとに、2005〜2021年の間に陰茎折症を起こした男性3421人のデータを分析し、それが起きた季節や時期を比較しました。 果たして、結果はいかに?
日経メディカル「残薬管理や患者本位の服薬指導は評価すべき」
日経メディカル 23日 17:45
show999/stock.adobe.com 財務省の財政制度等審議会は2025年12月2日、2026年度予算の編成等に関する建議をとりまとめ、片山さつき財務相に提出した。26年6月に予定される2026年度調剤報酬改定に関しては、調剤基本料の加算の抜本的見直しなど厳しい内容が並んだが、残薬管理など重点的に評価すべきとする項目も盛り込まれた。
47NEWS : 共同通信情報提供、事故判断の参考に 医療事故制度で機構が報告書
47NEWS : 共同通信 23日 17:21
患者の予期せぬ死亡原因を調べる医療事故調査制度で、医療機関から事故報告を受ける第三者機関を運営する日本医療安全調査機構は23日、事業課題や改善策を盛り込んだ報告書を公表した。調査期間短縮を図るため人工知能(AI)などを活用して業務を見直し、事故かどうか判断の参考となるような情報を医療機関に提供するとした。 医療法に基づき病院、診療所、助産所は死亡事故と判断した場合、第三者機関の医療事故調査・支援セ ...
大学ジャーナル両生類・爬虫類の腸内細菌から画期的ながん治療細菌 北陸先端科学技術大学院大学が発見
大学ジャーナル 23日 17:00
... とが判明。さらに、一過性の軽度炎症反応のみで、72時間以内に正常化し、60日間の長期観察でも慢性毒性は認めなかった。 今回の研究は、未開拓の生物多様性が医療技術開発の宝庫であることが示され、難治性がん患者に新たな治療選択肢を提供する可能性が期待されるとしている。 論文情報:【Gut Microbes】Discovery and characterization of antitumor gut m ...
日経メディカルNSAIDsを透析患者に使ってもいいか?
日経メディカル 23日 09:45
非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)は、その腎毒性のために、もれなく「重篤な腎機能障害のある患者」には禁忌となっています(図1)。言い換えると、重篤な腎機能障害のある患者が、NSAIDsの腎毒性によって透析導入になってしまうことを防ぐために、この禁忌は設定されているというわけです。 ということは、腎機能の廃絶した透析患者には使っていいということなのでしょうか。 図1 ロキソニン錠の添付文書
47NEWS : 共同通信けがCT画像、10秒でAI分析 的確に「止血」、迅速な治療期待
47NEWS : 共同通信 23日 03:12
... 阪市住吉区)は23日までに、患者のエックス線CT画像を人工知能(AI)で分析し、負傷部位を短時間で特定するシステムの臨床研究を始めた。わずか10秒以内で判定が可能で、迅速な治療が期待できるという。 センターによると、ショック症状を伴うような大量出血が30分続けば死亡率は50%に、1時間で100%に達するとされ、治療は一分一秒を争う。出血箇所の特定にはCT画像が有効だが、患者1人で千枚以上に及ぶこと ...
47NEWS : 共同通信制度拡大も地域で格差 がん患者の外見ケア助成
47NEWS : 共同通信 23日 00:00
抗がん剤治療に伴う脱毛や乳房切除などで見た目が変化したがん患者がウィッグや乳房補整具など外見ケアのために支払った費用の一部を助成する制度が、2025年度は全国の市区町村の76%に拡大し、地域で格差があるとの調査結果を支援団体が発表した。 病気や障害のある子どもと家族に必要なケアを届ける活動をしている一般社団法人チャーミングケア(大阪府)が25年6~8月、全市区町村の現状を調べた。 結果について同法 ...
47NEWS : 共同通信低価値医療、年間1千億円 健康改善効果なく不利益も 社会保障審議でも注目
47NEWS : 共同通信 23日 00:00
... 師の傾向 診療報酬の請求データを使って、これら33の医療が15~19年度に全国約240の病院の外来・入院患者から抽出した5%の患者でどれくらい行われていたかを分析したところ、19年度には患者千人当たり少なくとも115回の低価値医療が提供されていた。 これらの病院で行われた低価値医療の医療費は対象の患者全体に換算すると少なくとも57億円で、同じ比率で国民医療費について計算すると1千億円以上となった。 ...
日経メディカル2型糖尿病はサブグループで予後が異なる
日経メディカル 22日 23:45
Sherry Young/stock.adobe.com スウェーデンLund大学のOlof Asplund氏らは、2型糖尿病患者を対象にしたコホート研究で、患者を5つのサブグループに分類して追跡したところ、サブグループによって予後は異なり、合併症の予防と治療のための戦略も異なっていたと報告した。結果は2025年11月14日のLancet Diabetes & Endocrinology誌電子版に ...
日経メディカル緩和ケア医が医療DXに一番望んでいること
日経メディカル 22日 23:45
... たこと。既に死を覚悟していて入るお墓まで決めているけれど、一人暮らしの自宅でこれからどう過ごしていけばいいのか不安であることなど。40分間、びっしりと語ってくださいました。 ただ、その後も他の患者の診察や入院患者の対応が続き、さて外来のカルテをまとめようと思った夕方には、あの診察で感じた臨場感のようなものが薄れていました。書き上げたカルテは、どうも要点だけの味気ないものになってしまったのです。 も ...
日経メディカルATRキナーゼ阻害薬ceralasertibとデュルバルマブの併用、免疫療法と白金系抗癌薬既治療のドライバー変異ない進行NSCLCのOS延長できず
日経メディカル 22日 20:45
英AstraZeneca社は12月22日、ドライバー変異を有さない進行非小細胞肺癌(NSCLC)で免疫療法と白金系抗癌薬の治療を受けた患者において、経口の選択的ATRキナーゼ阻害薬ceralasertibと抗PD-L1抗体デュルバルマブの併用療法は、標準治療であるドセタキセルよりも有意な全生存期間(OS)の延長は認められなかったと発表した。フェーズ3試験であるLATIFY試験の結果、判明した。OS ...
ナショナルジオグラフィック過去25年間で最も偉大な科学のブレイクスルー:生命科学編
ナショナルジオグラフィック 22日 20:00
... るこの自然な防御機能は、現在、遺伝子編集ツールに取り入れられ、医学、生命工学、農業などあらゆる分野で革命を起こしている。科学者は、1組の塩基対から一塊の遺伝子まで、DNAのどの部分でも切り貼りできる。患者一人ひとりに合わせたオンデマンド治療法も開発され、非常にまれな疾患を持つ赤ちゃんのクリスパー治療法を、開発から投与まで、わずか6カ月で成功させた。 2020年に、この技術を開発したジェニファー・ダ ...
日経メディカルトラスツズマブ デルクステカン、HER2発現陽性子宮体癌の術後療法として評価するフェーズ3試験が開始
日経メディカル 22日 18:15
第一三共は12月22日、抗HER2抗体薬物複合体トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd/DS-8201)をHER2発現陽性子宮体癌の術後療法として評価する、世界規模のフェーズ3試験であるDESTINY-Endometrial02試験において、最初の患者への投与を開始したと発表した。
日経メディカル「人工弁」の患者にDOAC、疑義照会しなきゃ?
日経メディカル 22日 03:45
... C)が使われるようになって久しいです。僕たちも日頃の処方箋でDOACを目にする機会が本当に増えました。ワルファリンカリウム(ワーファリン他)のような細かい用量調整が不要なので、より安全に抗凝固療法ができるようになったと思います。 今回は、そんなDOACの処方箋でヒヤリとしたケースを紹介します。患者は81歳の女性Tさん。これまで基幹病院の外来に通院していましたが、今回、近隣の内科に転院してきました。
日経メディカル宗教的配慮の希望を尋ねる英語表現は?
日経メディカル 21日 23:45
Mediaphotos/stock.adobe.com 患者さんに宗教的な配慮が必要かどうかを尋ねる際に、“What is your religion?"や“What religion are you?"といった直接的な表現は控えた方がいいでしょう。では宗教に関する質問はどんな英語表現が適切なのでしょうか? 今回は、患者さんの信仰を尊重しながら宗教的な質問をする「型」をご紹介します。音声を聞いて、 ...
日経メディカル脳死判定基準と看護師の役割について知りたい
日経メディカル 21日 23:45
Question 質問したキッカケ ICUで働いている新人です。先日、勤務中に脳死判定の過程を見学させてもらう機会がありました。 質問したいこと 医師が順番に評価していたのですが、脳死判定はどのような基準で行うのでしょうか。患者さんのご家族が涙を流して悲しんでいる姿を見て、私は何もできませんでした。今後、看護師として脳死判定の場に立ち会った際、どのようなケアができるのでしょうか。
日経メディカルエンパシー(共感)の身に付け方と、過剰なエンパシーを持つ医師へ
日経メディカル 21日 23:45
『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』(文庫版) 著者:ブレイディみかこ 出版社:文藝春秋 発行年:2024年 医師として患者と向き合うとき、最も大切な資質の一つが「エンパシー(共感)」だと私は考えています。しかし、この言葉の本当の意味を深く考えたことがある人は、意外に少ないのではないでしょうか。「エンパシー」と似た言葉に「シンパシー(同情)」がありますが、両者は似て非なるものです。 ...
ナゾロジー「尻尾の生えた人がいた」日本書紀の奇妙な記述は"古代の先天異常"を記している
ナゾロジー 21日 22:00
... 常を示した記述を30例以上も発見! 『日本書紀』の中に「尻尾のある人」が出てくる? WHO(世界保健機関)によれば、毎年生まれる新生児の約6%には何らかの先天異常があると報告されています。 先天異常は患者とその家族の「生活の質(QOL)」に多大な影響を及ぼすため、非常に懸念すべき問題です。 しかし意外にも、先天異常の本格的な医学研究は1960年以降に始まったばかり。 近年でこそ、医療技術の発展も相 ...
47NEWS : 共同通信遺伝子働き方で腎臓がん分類 横浜市立大、診断支援法開発
47NEWS : 共同通信 20日 16:57
... を約千例収集して精度を高め、2027年中の保険適用を目指す。 蓮見寿史横浜市立大准教授は「腎臓がんは適切な治療法の選択が難しいのが課題だった。診断支援法を実用化し、患者の身体的、経済的な負担の軽減につなげたい」と話した。 がんでは通常、患者から採取した組織を顕微鏡で観察する病理検査でタイプを診断し、治療法を選ぶ。ただ腎臓がんは20種以上のタイプに分けられるほど多様。1年間に発症する約3万人のうち約 ...
日経メディカル改定率3.09%に沸く中でOTC類似薬の「追加負担形式」が決定…受診抑制は働く?
日経メディカル 20日 00:15
... 炎などでOTC類似薬を長期間使っている患者への配慮が課題として挙げられていました。「薬ごと」に負担率を変えるのではなく、「疾患ごと」の定額負担にすれば、こうした患者を追加負担の対象から除外できます。うがった見方をすれば、声の大きな患者団体の疾患は外せばいいというわけです。一方、かぜや花粉症は対象になりそうですね。かぜの患者団体なんてないでしょうし。 これらは対象患者が多いだけに、医療機関(特に診療 ...
47NEWS : 共同通信湿布、鼻炎薬に追加料金 OTC類似薬、自維合意
47NEWS : 共同通信 19日 21:12
... 代の保険料負担軽減を図るのが狙い。合意書では、約1100品目(77成分)を対象に、特別の料金を上乗せするとした。慢性疾患患者や低所得者などには負担を抑える配慮策を講じる。2026年度中に実施し、年約900億円の医療費削減を目指す。 具体的な品目は明らかになっていないが、負担増になる患者からは反発を招く可能性がある。合意書では、27年度以降に対象品目を拡大することや、負担割合の引き上げも検討するとし ...
ナゾロジー日の光を浴びると2型糖尿病の血糖値変動が改善する可能性がある
ナゾロジー 19日 21:00
... ギーの使い方に関わる病気)のリスクと関連する可能性も指摘されています。 実際、近年の研究で、光環境の変化が人間の代謝に影響を及ぼしうることが示されています。 例えば、朝に強い人工光を浴びると2型糖尿病患者では食後血糖値や中性脂肪の上昇が大きくなるケースや、オフィスの照明を明るくすることでインスリン抵抗性のある高齢者で血糖コントロールが改善したケースが報告されています。 ただし、こうした実験はいずれ ...
47NEWS : 共同通信診療報酬「本体」3.09%上げ 政府、30年ぶり高水準
47NEWS : 共同通信 19日 19:09
... 率は26年度予算案編成の焦点となっていた。異例の大幅引き上げで経営支援と職員の賃上げを図る。月内に正式決定する。複数の関係者が明らかにした。 診療報酬は医療サービスの対価に当たり、原則2年に1度改定。患者の窓口負担や公費、保険料で賄われ、報酬の増額は国民負担の増加にもつながる。政府、与党は現役世代の保険料軽減を掲げるものの、各地の医療機関の経営が悪化しており、大幅改定が必要だと判断した。 高市早苗 ...
日経メディカル術後乳癌患者に対する鍼灸でがん関連認知機能障害の患者報告アウトカムが改善する可能性【SABCS 2025】
日経メディカル 19日 17:15
がん関連認知機能障害(cancer related cognitive impairment:CRCI)と不眠症状を示す術後乳癌患者に対し、鍼灸が患者報告アウトカム(PRO)を改善する可能性が示された。なお、効果は非経穴部位への鍼灸(シャム鍼灸)でも同等だった。米国で行われた多施設共同フェーズ2試験の結果から明らかになった。12月9日から12日まで米サンアントニオで開催されたSan Antonio ...
日経メディカルcT1N0で乳房温存術を実施予定の乳癌患者に対しセンチネルリンパ節生検の省略が領域再発で非劣性を示す【SABCS 2025】
日経メディカル 19日 17:15
cT1-2N0で乳房温存術と全乳房照射(whole breast irradiation:WBI)を実施予定の浸潤性乳癌患者に対し、センチネルリンパ節生検(SLNB)を省略することは、SLNBを実施する場合に比べて、5年以内の領域再発に関して非劣性を示すことが分かった。オランダで行われた多施設ランダム化比較試験であるBOOG 2013-08試験の結果から明らかになった。12月9日から12日まで米サ ...
日経メディカル初の手引きも登場 どう進める? 救急・集中治療現場での緩和ケア
日経メディカル 19日 11:45
... 急・集中治療の現場で取り組む緩和ケア ICUをサポートする緩和ケアチーム、その成果や課題は? 2025/12/17 【治療終了の考え方】「生命維持治療の終了」ガイドラインとして、来春公開へ 救急・集中治療の終末期GLが10年ぶりに大幅改訂、5つのポイントは 2025/12/16 【緩和ケアの現場から】廣橋猛の「二刀流の緩和ケア医」 DNARの患者は救急車を呼んではいけないのか 2025/01/15
日経メディカル「患者のための薬局ビジョン」とその先に向けて
日経メディカル 19日 03:45
... り、医療費・介護費の増大や人材不足、社会保障制度の逼迫などが問題となり、医療・介護の体制維持が困難になっていくと想定されていました。 この問題に対応するため、厚生労働省は2015年に「患者のための薬局ビジョン」を提唱。患者本位の医薬分業の実現に向けて、対人業務を充実させ、ICTを活用して医療情報の一元的・継続的管理を進め、2025年までに全ての薬局がかかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師として機能するこ ...
日経メディカル70歳代男性。増悪する労作時呼吸困難
日経メディカル 18日 23:45
臨床でよく出会う症例を基に、診断・治療の要点をクイズ形式で考え、学んでいきましょう。今回取り上げるのは、『日経メディカル』2020年4月号に掲載された胸部X線のクイズです。 患者は70歳代男性。数カ月前に労作時呼吸困難が出現し、増悪傾向が見られたため当院を紹介受診。既往歴はなく、喫煙歴は30本/日を30年間です。肝機能・腎機能正常。抗核抗体、自己抗体は全て陰性。レイノー症状など、膠原病を疑う理学所 ...
日経メディカル進行性家族性肝内胆汁うっ滞症に2剤目のIBAT阻害薬
日経メディカル 18日 23:45
... 。胆汁成分が肝臓内に蓄積することで肝不全や肝硬変へと進行し、さらに全身に循環すると黄疸や掻痒などの全身症状を来す。一般的に、PFICは乳児期および小児期初期に発症し、患者の大多数に重度の掻痒やそれに伴う睡眠障害などの深刻な症状があり、患者本人や家族のQOLに大きな影響を与えている。国内では、指定難病とされている。 現在、PFICには対症療法として、ウルソデオキシコール酸(商品名ウルソ他)などの胆汁 ...
47NEWS : 共同通信診療報酬引き上げ、2%超で調整 26年度改定、首相判断へ
47NEWS : 共同通信 18日 22:01
... 担軽減に向け医療費抑制を進める立場。開業医などの診療所は利益率が高いため、病院を重点的に支援するべきだとの考えだ。 厚労省は、物価高や賃上げで赤字に陥る医療機関の経営を改善する必要があると指摘。日本医師会は診療所の報酬を抑えることに反対する。 診療報酬は原則2年に1度改定され、財源は患者の窓口負担や公費(税)、保険料。本体部分と、医薬品などの「薬価」部分で構成する。 厚生労働省財務省高市早苗自民党
47NEWS : 共同通信重度知的障害者に逸失利益 昭和医科大へ賠償命令
47NEWS : 共同通信 18日 19:15
重度の知的障害があるてんかん患者の女性が医療保護入院中に死亡したのは医療ミスが原因だとして、両親が入院先の病院を運営する学校法人昭和医科大や薬剤師らに計約3300万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、病院側の責任を認め、逸失利益を含め計約1400万円の支払いを命じた。 判決によると、女性は2020年に医療保護入院。てんかんの発作を起こし、多臓器不全で翌年31歳で死亡した。 園部直子裁判 ...
日経サイエンス若者の不安症に新アプローチ 嫌な記憶を消去する
日経サイエンス 18日 10:17
... 不安症に対して有効性が示されている唯一の行動療法は,「認知行動療法(CBT)」だ。しかしCBTでよくなっても,その状態を長期にわたって維持できない人も多い。青年期に薬の処方なしで不安症の治療を受けた患者のうち,最初のCBTから6年後も寛解が続いているのはわずか20~50%だ。それゆえ不安症の影響は長期的で重いものとなる。治療せずにいると,後の人生でうつ病や薬物乱用といったもっと深刻で慢性的な障害 ...
日経メディカル乳房温存術を予定するセンチネルリンパ節に3個以内のマクロ転移を認める早期乳癌で完全腋窩リンパ節郭清を安全に省略できる可能性【SABCS 2025】
日経メディカル 17日 10:15
乳房温存術を予定していてセンチネルリンパ節に3個以内のマクロ転移(2mm超)を認めた早期乳癌患者に対し、完全腋窩リンパ節郭清(cALND)を安全に省略できる可能性が示された。フェーズ3試験であるINSEMA試験の、2回目の無作為化割り付け後の結果から分かった。ただし、登録症例数の不足などから、浸潤性疾患のない生存期間(IDFS)の非劣性を検証したCox比例ハザードモデルの結果については統計学的解釈 ...
日経メディカル炎症性腸疾患の知識を深め患者と医師のハブとして関わりを
日経メディカル 17日 03:45
潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患(IBD)の患者と薬剤師、主治医をつなぐチャットツール「おくすりあうん」が全国展開を開始する。システムの開発に携わったのは、消化器内科医の角田洋一氏。「薬局薬剤師との連携不足を感じていた」と語る同氏に、開発経緯やIBD治療において薬局薬剤師に期待する役割について語ってもらった。
日経メディカル専門チームによる原発不明癌の特性評価は生存期間を延長する
日経メディカル 16日 23:45
... stock.adobe.com フランスCurie研究所のCélia Dupain氏らは、2020~23年に原発不明癌(CUP)として紹介された患者246人に対し、専門家チームによる集中的な腫瘍の特性評価を行って治療戦略を提案したところ、経験的治療を行った患者よりも臨床アウトカムを改善できたと報告した。結果は2025年11月7日のLancet Regional Health Europe誌電子版に ...
日経メディカルトラマドールの依存性を考える
日経メディカル 16日 23:45
... dobe.com トラマドールがあまりにも安易に処方されていることが気になり始めたのは、今から10年ほど前、2010年代の半ばだったと記憶している。例えば、当院をかかりつけにしているある30歳代の男性患者は、「深夜に事故で頭から出血して近くの救急病院で縫ってもらい、これを飲むように言われたのですが、先生(僕のこと)に先に相談しようと思って……」と言って受診した。その薬はトラムセット(一般名トラマド ...
日経メディカルICUをサポートする緩和ケアチーム、その成果や課題は?
日経メディカル 16日 23:45
「救命できる可能性が低い中、どこまで治療を頑張るべきか」「状況を受け止めきれていない家族にどのように説明すればよいのか」「意識のない患者の希望を、家族からどのように聞き出せばよいのか」──。救急外来や集中治療室(ICU)の現場で、このようなケースに頭を悩ませた経験のある医師は少なくないだろう。 2025年7月、日本緩和医療学会から「緩和ケアチーム 活動の手引き」(第2版)の追補版として、「救急・集 ...
NHK“iPS細胞から作った心筋球で心機能改善" 慶応大発ベンチャー
NHK 16日 20:46
iPS細胞から作った心臓の筋肉の細胞を心不全の患者に移植したところ、心機能に改善が見られたとする治験の結果を、慶応大学発のベンチャー企業が発表しました。 慶応大学発のベンチャー企業「ハートシード」は、重い心不全の患者10人の心臓に、iPS細胞から作った心臓の筋肉の細胞のかたまり「心筋球」を注射で移植する治験を進めてきました。 5000万個から1億5000万個の細胞を心臓の血流を改善するための手術と ...
ナゾロジー朝を暗い光で過ごすと「うつ気質の体」になりやすいと判明
ナゾロジー 16日 07:00
... 。 実はその不調、朝の「光の弱さ」が体の中に変化を起こしている可能性があります。 ドイツのシャリテー –・ベルリン医科大学(CUB)の研究チームは、健康な若者でも、朝を暗い光の下で過ごすだけで、うつ病患者に似た生理的変化が現れることを報告しました。 研究の詳細は2025年11月14日付で学術誌『Journal of Psychiatric Research』に掲載されています。 Dim morni ...