[農家の特報班]気候変動に農家苦慮 本紙・企業共同アンケート

日本農業新聞 05:05

... 種の導入」「作期見直し」などが挙がった。品質不良や害虫被害の多発を訴える声も多く、現場では農業生産の維持に苦慮している。 「冬季の気温上昇で病害虫の発生が多くなってきた」と話すのは、千葉県の60代男性水稲農家。高温耐性品種の導入などを対応に挙げた。 ただ、品種の見直しはハードルが高いケースも多い。栃木県の30代男性兼業農家は、永年作物の果樹の場合、「高温耐性のある品種への転換も容易ではない」と指摘 ...

米騒動、コシヒカリ岐路(その2止) 進まぬコメの品種転換

毎日新聞 02:01

... 24年は高温で枯れるような事態は免れたが、天候の影響で草丈が伸びたり茎が細くなったりしてイネが倒れる「倒伏」被害が起きた。倒伏すると刈り取りに時間がかかり、収穫適期を逃すことで収量減や品質低下につながる可能性がある。24年は幸い、関さんの田んぼでは倒伏は少なかったが、農水省によると、新潟県の水稲の作況指数は「98」と2年連続で「やや不良」となった。同省北陸農政局の担当者は「倒伏の影響はあったと考…

[営農ひと工夫]“指示棒"の角度で水位判断 広島・松浦さん開発(動画あり)

日本農業新聞 5日 05:05

通信不要・遠目からOK 中山間地での水管理の省力化に向け、水田の水位を手軽に確認できる装置を広島県世羅町の水稲農家が開発した。水田に設置するタイプで、車に乗ったまま遠目でも確認できる。ドライバー一つでペットボトルなど簡易な材料を使って組み立てるので費用も抑えられる。4月末からインターネットで販売を始めた。 開発したのは松浦敬潤さん(71)。4月末〜8月に水を張り、薬剤散布や高温が続く夏場には朝と夕 ...

[ニッポンの米]全戸訪問で集荷強化 手取り確保訴え JA秋田ふるさと

日本農業新聞 4日 05:05

2025年産米の着実な出荷契約につなげるため、JA秋田ふるさとは4月下旬、管内の水稲生産者約3000経営体に佐藤誠一組合長以下、全職員による全戸訪問を初めて行った。26年産以降の集荷を左右する&ld...

みどりGXラボ、会員数1000を突破

日本農業新聞 2日 05:00

... 生、研究者など、個人・法人を問わず誰でも入会できる。ラボの枝元真徹代表(元農水事務次官)は「取り組みが拡大し、うれしい限り。さらに連携の輪を広げていきたい」と話している。 ラボは28日に「今から備える水稲の高温対策」、6月19日には「シリーズ有機農業・JAの役割とは」をテーマにしたオンラインセミナーを開く。いずれも参加無料。入会や参加の申し込みはhttps://www.agrinews.co.jp ...

[私の経営]北海道北斗市・白石農園(水稲、トマトなど) 商標取得しSNS発信

日本農業新聞 1日 05:00

北海道南部の北斗市で水稲と野菜の複合経営を手がける白石農園は、主力品目のトマトのブランド力向上に力を入れる。植物系ミネラルを定期的に投与する独自の栽培手法で高い糖度を実現。「神トマト」と名付けて商標...

[論説]地域計画で見えた課題 食支える担い手確保を

日本農業新聞 1日 05:00

... る。 同省は、生産現場の意向を反映した地域計画を力に、農地の集積を加速する方針。新たな食料・農業・農村基本計画では具体的な指標も設けた。担い手への集積率を、現状の6割から2030年度には7割に高める。水稲を15ヘクタール以上作る経営体の面積シェアも3割から5割に上げる。農地を団地のようにまとめる集約化や圃場(ほじょう)の大区画化、スマート農業技術の導入を強力に進め、広い面積を効率的にカバーできるよ ...

[社告]水稲農家必見 暑さに負けない米作りを 5月28日、オンラインセミナー

日本農業新聞 1日 05:00

日本農業新聞「みどりGXラボ」は28日、水稲の高温・乾燥対策について学ぶオンラインセミナーを開きます。参加無料。会員登録をすれば、誰でも申し込めます。 水稲の栽培技術に詳しいファーム・フロンティアの藤井弘志会長(山形大学客員教授)が講演。高温耐性品種「にじのきらめき」の生産部会を立ち上げたJA晴れの国岡山が実践事例を報告します。 午後1時半〜4時。詳細と申し込みは、https://www.agri ...

向こう3カ月高温注意 水稲の施肥、栽植密度適切に 農水省呼びかけ

日本農業新聞 4月29日 05:05

農水省は、5〜7月は全国的に気温が高くなる見込みがあるとして、農作物で高温対策を呼びかける通知を出した。水稲では生育前半に高温に当たると過剰分けつとなる場合があることから、適切な施肥や栽植密度の調整...

[特集]カメムシ防除 今年も備えを

日本農業新聞 4月29日 03:00

... となっている。今年も春夏の高温が予想され、農水省は警戒を呼び掛ける。大量発生した昨年を振り返りつつ、カメムシにどう対峙すべきかを探る。 イネカメ、果樹カメに要注意 生産現場で主に課題になっているのが、水稲を加害する斑点米カメムシ類と、果樹に被害をもたらす果樹カメムシ類だ。 ?[病害虫図鑑]斑点米カメムシ類 水田周辺で適期除草を (2024年07月09日) ?[病害虫図鑑]果樹カメムシ類 主要な3種 ...

<最新>5〜7月は高温見込み 水稲過剰分けつ注意 農水省呼びかけ

日本農業新聞 4月28日 18:50

農水省は、5〜7月は全国的に気温が高くなる見込みがあるとして、農作物で高温対策を呼びかける通知を出した。水稲では生育前半に高温に当たると過剰分けつとなる場合があることから、適切な施肥や栽植密度の調整...

山形米の新ブランドは「ゆきまんてん」 はえぬきの?ひ孫?、収量1割多く食感はしっかり

産経新聞 4月25日 15:03

「ゆきまんてん」のネーミングを掲げてほほ笑む山形県の吉村美栄子知事=25日午前、県庁「つや姫」や「雪若丸」などのブランド米で知られる山形県は25日、水稲新品種「山形142号」を開発し、「ゆきまんてん」と名付けたと発表した。これまで流通していた「はえぬき」の?ひ孫?にあたり、食味が良く、収量も1割多いことから新たなブランドとして期待される。 ゆきまんてんという名称は、約3000件の応募の中から同県村 ...

[ことば]乾田直播

日本農業新聞 4月24日 13:30

水を入れていない乾いた状態の田に、水稲の種もみをまいて栽培する方法。育苗作業や代かき作業を省力でき、通常の移植栽培と作期を分散できる。鳥の食害防止などのために種もみは地中に埋め込むが、深...

【プレゼント】夫婦で“おいしく"妊活!〈オムテック はぐくむ麦茶/オムテック はぐくむ白雑穀〉を抽選で20名様に

赤ちゃんが欲しい 4月24日 10:00

... 【オムテック はぐくむ白雑穀】 炊きあがりが白米に近く食べやすいのに、ご飯一杯で白米の11.5倍(※)のたんぱく質を摂ることができます。 ※出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年:穀類/こめ〔水稲穀粒〕/精白米/うるち米 他にも、カルシウム、葉酸、鉄分、亜鉛、マグネシウムなど、妊活の夫婦のカラダ作りをサポートしてくれるうれしい要素がたくさん! 〈容量・価格〉 容量:30g×10袋 価格:2 ...

スマート農機、県境越えシェア 広島・重原農園?島根

日本農業新聞 4月24日 05:05

広島県庄原市の重原農園は、島根県の農業法人など約20の生産者とスマート農機を共同で利用している。利用する農家は機械導入の費用を抑えながら、必要な時期だけ農機を使える。シェアした農機の利用面積は、水稲...