同性婚排除、唯一の「合憲」 東京高裁「憲法上保障されず」 5高裁「違憲」

朝日新聞 05:00

控訴審判決後の会見で、原告としての思いを述べる福田理恵さん(右)と藤井美由紀さん(同2人目)=28日午後2時45分、東京都千代田区、井手さゆり撮影 [PR] いまの法制度が同性婚を認めていないことは憲法違反だとして、性的マイノリティー8人が国を訴えた東京2次訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁(東〈ひがし〉亜由美裁判長)であった。同性カップルの婚姻の自由について「憲法で保障されていない」とし、「合憲 ...

同性婚認めず 憲法の規定に沿う妥当な判決

読売新聞 05:00

... 統的に、異性間が 真摯 ( しんし ) に共同生活を営む関係として定められた」と指摘した。 そのうえで、「同性同士が憲法の婚姻の自由を保障されているとはいえない」と判断した。 憲法が同性婚を想定していない以上、民法などに同性婚を認める規定がないのは当然だ。 にもかかわらず、現行法を「違憲」などと結論付けた一部の司法判断は、無理な憲法解釈を重ねてきたと言わざるを得ない。その点、今回の高裁判決は、極め ...

同性婚認めず「合憲」 2審で初、他5件は「違憲」 東京高裁判決

毎日新聞 02:01

... で、高裁での「合憲」は初めて。これまで2審は「違憲」が5件続いていたが、最後に判断が分かれた。国の賠償責任は6件いずれも否定した。最高裁が今後、統一判断を示す見通し。 東亜由美裁判長は、婚姻制度をどう設計するかは一次的に国会に裁量が委ねられていることから、「同性婚を認めない法制度が憲法に違反するとまで断じられない」とした。ただし、現在の状況が続けば違憲の問題が生じることは避けられないとも言及した。

同性婚判断 最高裁に宿題 立法裁量、広く認める 春山習氏・日本大准教授

毎日新聞 02:00

当事者苦境向き合わず 春山習氏・日本大准教授(憲法) 同性カップルが置かれている苦境をあまりに軽視し、現状を正しく認識できていない判決だ。だが、司法の大きな流れは変わらないだろう。 「違憲状態」や「合憲」の判断が目立った地裁判決は「違憲」と言い切るのをためらいがちだった。同性カップルが婚姻できない不利益を深刻に捉えてはいるものの、憲法の解釈として「未知の領域」だったことが影響していた印象だ。 これ ...

同性婚判断 最高裁に宿題 立法裁量、広く認める 高裁で初の「合憲」

毎日新聞 02:00

同性婚訴訟の控訴審で初めて「合憲」判断を示した28日の東京高裁判決は、国会の立法裁量を重視し、現行制度を合理的とする国の主張を追認した。司法判断が割れたことで最高裁は難しい判断を迫られる。原告の同性カップルたちからは怒りの声が上がった。 今回の裁判は「第2次東京訴訟」と呼ばれる。28日の判決に至るまでに他の5件はいずれも高裁で「違憲」判断が示され、2審が「違憲」でそろうかが焦点だった。 高裁の裁判 ...

2025年11月28日のヘッドラインニュース

GIGAZINE 28日 18:13

... 死亡した元兵庫県議への名誉毀損罪 地検 | 毎日新聞 同性婚訴訟、2審で初の「合憲」判決 他5件は「違憲」 判断割れる | 毎日新聞 立花孝志容疑者を起訴 デマ拡散し亡くなった元県議の名誉毀損した罪 [兵庫県]:朝日新聞 「日本人も拘束できる」 沖縄で米兵が民間人を押さえつける場面が拡散 単独パトロールに住民不安 | 沖縄タイムス+プラス 同性婚認めずは「ダブスタ」なのか 高裁で示された最後の憲 ...

「怒りに震えて涙が出た」 同性婚認めず「合憲」判断に原告が反発 「差別的な判決だ」

弁護士ドットコムニュース 28日 17:45

「差別的な判決に呆然とした」「法廷でここまで尊厳を傷つけられたのは初めて」 性的マイノリティの当事者が、同性同士が結婚できないのは憲法に反するとして、国を訴えた裁判(東京2次訴訟)の控訴審判決。 東京高裁(東亜由美裁判長)が11月28日、現行法の規定を「合憲」と判断したことを受けて、都内で同日、会見を開いた原告からは裁判所に対する憤りの声が上がった。 弁護団も「性的マイノリティに対する誤解と偏見に ...

怒りとも涙とも違う“やるせなさ"はどこへ向かうのか #エキスパートトピ

Yahoo!ニュース 特集・エキスパート 28日 17:40

(写真:イメージマート)28日、東京高裁が同性婚を「合憲」と判断した瞬間、会見に立った原告の方からは「涙が出ると言うより、怒り、あきれる」という言葉があった。その響きには、単なる悔しさだけでは語れない、様々な感情の渋滞が起きていることが明らかです。 怒りと悲しみの境界線があいまいになり、これらの気持ちどう扱えばいいか分からないやるせなさ。その奥には『こんなにも声を届けたのに、なぜ届かないのか…』と ...

同性婚排除、東京高裁「合憲」 他5件は「違憲」判断

朝日新聞 28日 16:30

[PR] いまの法制度が同性婚を認めないことは憲法違反だとして、性的マイノリティー8人が国を訴えた東京2次訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁(東亜由美裁判長)であった。判決は「合憲」との判断を示した。 同種の訴訟では、各地の5高裁がいずれも「違憲」と判断。6件の高裁判決で、今回が唯一の「合憲」判断となった…

原告落胆「悪夢のよう」 同性婚訴訟 二審初の合憲 東京高裁

47NEWS : 共同通信 28日 15:05

同性婚を認めない民法などの規定が憲法に違反するとして、同性カップルら8人が国に1人当たり100万円の損害賠償を求めた東京第2次訴訟の控訴審判決で、東京高裁は28日、原告側の控訴を棄却し、一審に続き賠償請求を退けた。規定は現在も合理性が認められるなどとして、合憲と判断した。全国で起こされた同種訴訟6件で最後の高裁判決。これまでの5件は違憲としていた。現行の民法や戸籍法が、法の下の平等を定めた憲法14 ...

同性婚訴訟、2審で初の「合憲」判決 他5件は「違憲」

毎日新聞 28日 14:10

同性婚訴訟、東京高裁が「合憲」判断 全国で唯一判断割れる結果に…弁護団「きわめて不当な判決だ」

弁護士ドットコムニュース 28日 14:02

... とまでは言えないと結論づけた。 ただし、「このままの状態が続けば、憲法違反の問題が生じる」として、国会内の審議を尽くすよう述べた。 ●弁護団「これまでの高裁判断を無視した異例の判決」 この日の法廷は、同性婚の実現を願う当事者や支援者が詰めかけたが、「合憲」との言い渡しがあると、静まり返った。 傍聴席をあとにした原告や当事者の中には「信じられない判決」「あり得ない」として、涙を見せる人もいた。 判決 ...

法律上同性カップルの結婚を認めないのは「合憲」東京高裁が判断。高裁では初めて違憲と判断されず

ハフィントンポスト 28日 11:25

... ズビアンに加え、トランスジェンダーやパンセクシュアルの当事者も参加。 「性のあり方は多様であり、法律上同性の相手と結婚を望んでいるのは同性愛者だけではない」と主張してきた(そのため、この裁判で原告は「同性婚」ではなく「結婚の平等」という言葉を使っている)。 Advertisement トランスジェンダー男性である原告の一橋穂さんは異性愛者で、パートナーの武田八重さんとは異性カップルだ。しかし法律上 ...

反論としての「物語」が、強すぎる。近藤銀河?難波優輝

現代ビジネス 28日 06:00

... たら、同性婚とか作らなくてもいいでしょ」という話になってしまいかねないですし......。そうやって物語が単線化していく可能性があるのが、とても難しい。 私にとって、失敗はすごく楽しいものだし、その話はしたい。でもそこだけが抜き出されてしまうこともあるだろうから、悩みます。 「同性婚が実現しても何も変わらない」という言説が流通していたりもしますが、私はそれはかなり「物語」だと思うんです。今、同性婚 ...

同性婚認めずは「ダブスタ」なのか 高裁で示される最後の憲法判断

毎日新聞 28日 04:30

漢字に命を宿す…京都の書家の型破りな作品が台湾で注目 現地メディア「生命の器へ昇華」

産経新聞 25日 17:54

... 尾さんは繁体字の台湾華語を学ぶため3年前から台北と京都の2拠点で活動。2年前に「世界の女性の今」をテーマにしたHITOMOJIの展示を横山書法芸術館から依頼された。 台湾の先住民でがんを克服した女性や同性婚の権利を勝ち取った女性、育児中の女性ら5人にインタビューをして、HITOMOJIを制作。展示会場の中央には円形の観覧席が置かれ、インタビュー映像を見ながら、女性たちの幸福や葛藤がHITOMOJI ...

「いい夫婦の日」王道ギフトからDEI、家事シェアまで──記念日が映し出す“企業の姿勢"

AdverTimes 21日 15:15

... 貨店協会「いいふうふの日」 日本百貨店協会は2024年、公益社団法人Marriage For All Japanと連携し、「いい夫婦の日」をひらがなの“いいふうふの日"として再定義した。新宿高島屋では同性婚に関するパネル展示やトークイベントを開催し、全国百貨店でも共通ポスターを掲出した。 百貨店は公共性が高い商業空間であり、その場で「夫婦=男女ではない」と発信する意義は大きい。販促ではなく、社会的 ...

日産、PRIDE指標で9年連続「ゴールド」受賞…自動車業界初の快挙から継続

レスポンス 20日 06:00

... 日産は社内の取り組みとして、全従業員向けにLGBTQ+のeラーニングやセミナー等の社内啓発活動を定期的に実施している。2019年8月1日からは同性婚と事実婚に対して、結婚事由により取得可能な休暇制度の適用と結婚祝金の支給を開始した。 更に2024年4月より、同性婚や事実婚を法律上の婚姻と同等に扱うよう人事制度の範囲を拡大している。また、当事者やアライ(支援者)の従業員が中心となる従業員リソースグル ...

初の女性首相、刷新期待で見えなくなるモノとは 試金石はあの懸案

毎日新聞 17日 11:00

... で女性がトップに就くことは、ジェンダー平等を進める上で大切な「通過点」。日本もやっとたどりついたという感慨があります。 ただ、それでジェンダー平等が進むかどうかは別問題。高市首相は選択的夫婦別姓制度や同性婚に強く反対してきました。女性首相誕生を望んできた女性たちの中には、心から喜べず、モヤモヤを抱える人も多いです。それを解消していくには、高市首相が女性であることと、首相としてどうなのかを切り分けて ...